宿坂

[◆宿坂(豊島区高田1-18、35、36辺り)
練馬方面から江戸に行くのにここで1泊しなければならなかったため、宿坂という名がついたと言われております。目白の台から下りる坂は急な坂ばかりですが、この坂だけはゆったりとした下り坂です。別名:くらやみ坂  (「豊島区の都電沿線めぐり豊島区公式ホームページ – 豊島区役所」より)]

[【標識の説明】
中世の頃、「宿坂の関」と呼ばれる所が、このあたりにあった。この坂の名が、宿坂道と残っているのは、おそらくそれにちなむものと思われる。“宿坂の関”は鎌倉街道の道筋にあったものといわれ、したがって、ここ宿坂はその街道上の地名と考えられる。古地図によると、鎌倉街道は現在のこの道より、やや東寄りに位置していたが、一応ここも鎌倉街道の名残りといえよう。今から三百年ほど前、このあたりには樹木が生い茂り、昼なお暗く、くらやみの坂道として狐狸の類がとびはねて、通行人を化かしたなどという話もいまに伝わっている。  (「豊島区の坂(1)高田方面」より)]

国際日本文化研究センター – (内題)東京府武蔵国北豊嶋郡高田村近傍(五千分一東京図測量原図のうち)(明治16・1883年)」(地図左上・里俗宿坂、至板橋道、至内藤新宿道と記述されています。)

マーカーは宿坂の坂上です。

宿坂上・カメラ南南西方向が宿坂です。

宿坂下・カメラ北方向が宿坂で、カメラ方向左が目白不動(慈眼寺)です。

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