9.エシカルコットン

エシカルについてwikipediaでは下記のように記述しています。
[エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている。身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。
◆エシカルコンシューマリズム – エシカルコンシューマリズムとは、「環境や社会に配慮した工程・流通で製造された商品を選択し、そうでないものを選択しない」という消費活動である。エシカルコンシューマリズムの内、最も注目されている商品カテゴリには、エシカルファッションが挙げられる。
◆エシカルコンシューマー – 倫理的消費者という意味で、「エコバッグを使うこと」「寄付金付き商品を買うこと」などを行う消費者をエシカルコンシューマーと呼ぶ。  
◆エシカルファッション – 以下のような過程で商品となっているファッションを、エシカルファッションと呼ぶ。
            ●素材の選定(オーガニックコットン、リサイクルコットン)
            ●素材の購入(発展途上国からの買い付け)
            ●商品の製造(化学染料を使用せず、天然染料を使用して繊維を染色する等)
            ●商品の流通(フェアトレード
世界各国で「エシカルファッションショー」が開催され、メディアの露出も多く、消費者の注目を集めている。  (wikipedia・エシカルより)]

オーガニックコットンの取り組みの柱である、綿花農地の有機認証は、生産農家に、時間・コスト・手間を負担させてビジネス化している。コットンの生産現場には児童労働、
貧困、人と環境への農薬被害など、乗り越えるべき課題が山積みで、地域の状況に特化した持続可能な綿花栽培を目指そうとする取り組みが出てきました。その一つに「一般社団法人アースピース協会」があります。「一般社団法人アースピース協会」ではエシカルコットンについて下記のように記述しています。
[エシカルコットンは、環境や社会に配慮した綿です。
●栽培地が、明確で栽培方法が、ローケミカル(化学物質の使用が少なく環境負荷低減)です。
●生産農家の労働・生活環境に配慮し、正当かつ公正な収入を得ることを目指します。
●ビジネス化している、綿花農地の有機認証を必要とせず、ローケミカルに特化した綿です。
現在、地球の人口は、70億人を超えています。水や食料の問題に対応していくには、気候変動や限られた資源、限られた耕作農地の条件下、農業のあり方を考えねばなりません。有機農業は、土壌の保全と食用農作物の安全という点で、すばらしいことです。しかし、有機農業は、労力・手間がかかり、その生産量には限界があります。70億人になろうとする地球の人口を支えることは、不可能です。
綿花栽培においても、世界の約2400万トンの綿花生産を、全て有機栽培で確保することは、不可能です。では、限られた耕作農地と気候条件で、食用農作物を増やすことを優先しながら、綿花の生産量を確保するには、どうするか・・・綿花の栽培面積あたりの収穫量を、効果的な方法で確保するしかありません。これは、オーガニックコットンでは、解決できないのです。近代農法により、水の適正使用と肥料・農薬の使用を最小限にする栽培方法を実行し環境負荷低減と収穫量の確保を目指すのです。
食用農作物は、食の安全として厳しい基準と栽培方法の認証が必要かもしれません。一方、綿花は、一般綿もオーガニックコットンも収穫後の綿自体には、何の差もありません。すべての綿が安全です。
綿花栽培で、元来から有機農法をしているが、有機認証の概念の無い農家や肥料・農薬の購入量・使用量が少ない農家、総合的害虫対策農法で、農薬は使用せず肥料のみ使用している農家など、従来から、環境負荷低減の農法を行っている地域があります。このような生産農家に、時間・コスト・手間を負担させてまでビジネス化している、綿花農地の有機認証を勧める必要はありません。
要するに地球全体の最良化、各栽培地域の最適化です。近代農法により、地域特性にあった、水・肥料・農薬の、適時・適量・適用を最小限にする栽培方法を実行すれば良いのです。生産農家が理解し、実行できるようトレーニング・サポート体制を整え、収穫量を確保し、持続可能な綿花栽培を実現するのです。  (Ethical Cotton エシカルコットン 一般社団法人アースピース)より]

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