マーカーはアルコーブの家です。
「Herculaneum IV.4. Casa dell’ Alcova or House of the Alcove. 」 – 「Plan」
共通の入り口(Cardo IV 4 )、1.小部屋、2.階段室、3.メインの中庭、4.キュービクル、5. キッチンとトイレ、6.中庭、7.アトリウム、M.中庭の小さなエリア、8.オエクス(Oecus)、9. キュービクル、10.素朴な部屋、11.廊下、12.中庭、13.キュービクル、14.キュービクル、15.小部屋、16.トリクリニウム、17.前庭(玄関)、18.サービス ルーム、19.ビクリニウム(biclinium・ダイニングルーム)、20.アトリウム、21.廊下、22.中庭、23.控室、24.アルコーブがある部屋
アルコーブの家(イタリア語:Casa dell’Alcova )
[アルコーブの家は ローマ時代の家で、79 年のヴェスヴィオ噴火の際に埋もれ、古代ヘルクラネウムの考古学的発掘調査の後に発見されました。
この家は、79 年のベスビオ火山の噴火の際に、街の他の部分と一緒に噴火堆積物の下に埋もれました。その後、18 世紀にシチリア・ブルボン朝の探検家によってトンネルを通して調査され、すべての装飾要素がほぼ完全に略奪され、20 世紀の初めにアメデオ・マイウリ( Amedeo Maiuri ) によって実施された発掘調査に続いて明るみに出されました。
アルコーブの家の面積は約 460 平方メートルです。その敷地は実際には、カルド IV ( Cardo IV )通りからの共通の入り口( Cardo IV 4 )を持つ 2 つの家です。両側にサービスエリアに通じるドアがあるエントランスホールを過ぎて、東側に列柱があり、北側に沿ってポータルのペディメントなどの建築要素の描画が特徴の第 4 様式(ポンペイの壁画の様式)の壁装飾が残っているメインの中庭(平面図 3 )に到達します。中庭から 2 つの家に入る、この環境に沿って続く最初のものには、別の中庭(平面図 6 )があり、そこには、青と赤の台座のパネルを備えた第 3 様式のフレスコ画の壁のあるキュービクル( Cubiculum )と、ブルボン朝の調査中に削除されなかった唯一のアリアドネーのフレスコ画が描かれたオエクス( oecus・平面図 8 )などの部屋が開いています。
平面図 3 – エントランスホールから平面図 3、6 方向を見た写真、手前右側が 2 番目の家のアクセスになります・wikipedia-photo
平面図 6 – 6.中庭から平面図 3 、エントランスホールを見た写真、左側の開口部が2 番目の家のアクセスになります・wikipedia-photo
メインの中庭から 2 つの階段を経由して、2 番目の家にもアクセスできます。これもまた、円形の大理石のテーブルが見つかったキュービクル(平面図 18 .サービス ルーム)と、建築要素の図面で飾られた第 3 様式のフレスコ画のあるビクリニウム( Biclinium ・平面図 19 )、そこには、2 つのソファの土台と、木で縁取られた 2 つの鉄製の窓の格子が今も見えています。それら、3 つの部屋を見下ろす2 番目の家のトリクリニウム(又はアトリウム)があります。
トリクリニウムからは、壁の装飾はなく、白いモザイクの床が二重の黒いフレームで囲まれた廊下が2つの部屋につながっており、その前に中庭(平面図 22 )として機能する部屋があります。最初の部屋(平面図 23.控室 )には第 3 様式の装飾があり、白いパネルは同じように白い台座に赤で縁取られています、次の部屋(平面図 24 )には前の部屋と同様の絵画がありますが、特に視点と建築要素のより精巧な装飾と大理石のインサートのある色付で灰色の床があります。この部屋の南側の壁には半円形のニッチにあるアルコーブ( Alcove )があり、そこから家の名前が付けられ、中央に窓と植物用のくぼみがあります。
円形の大理石のテーブルが見つかったキュービクル(平面図 18 ・サービス ルーム)・wikipedia-photo
ビクリニウム( Biclinium ・平面図 19 )・wikipedia-photo
アルコーブへの廊下(平面図 21 )・wikipedia-photo
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「Herculaneum Panoramas | 2001 Overview」
(平面図は、主に 2001 年に作成されたパノラマの場所 (一部は 1999 年のもの) を示しています。アルコーブの家( Casa dell’Alcova )は地図 S の周辺 7 ヶ所にあるノード マーカーをクリックしてパノラマを開きます。)
カメラ南南西方向がアルコーブの家共通の入り口(Cardo IV 4 )です。