クォーリ・バンク・ミル

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    クォーリ・バンク・ミル(Quarry Bank Mill)
    [クォーリ・バンク・ミル、博物館のパンフレットにはヨーロッパ最大の繊維博物館とある。マンチェスターの南、スタィルという小村にある、18世紀の紡績工場である。
     ミルとは粉ひき器の意味であるが、石臼を回すのに水車が使われるようになると水車小屋のことをミルと呼ぶようになる。そして産業革命の時代、はじめは水車が工場の動力源であった。だから水車を使う紡績工場のことをミルと呼び、後に動力源が蒸気機関になっても工場のことをミルと言うようになる。
     クォーリ・バンク・ミルは、1784年、ボーリン川の水力を利用するためにスタィルの谷間に造られた。創業者はサミュエル・グレッグ、マンチェスターの織物商人であった。後に息子ロバートが紡織工場を増設して今日に見るような規模になった。
     1939年、グレッグの子孫は、市民による自然と歴史的遺産の保存運動で知られるナショナル・トラストに、このクォーリ・バンク・ミルと関連の施設、教会、学校、労働者の家などとともに284エーカーもの広大な敷地の管理を委託した。現在は、ナショナル・トラストの支援の下、クォーリ・バンク・ミル・トラストが運営管理し、博物館として公開している。産業革命期の工場の様子を今に伝える貴重なものだ。
     館内では、綿花から布になるまでの工程を、道具から機械の時代へと移り変わる技術の歴史と関連づけて展示している。学校教育のためには、ナショナル・カリキュラムにリンクした特色ある教育プログラムと教材が提供されているが、詳しくは次回に紹介しよう。(中部産業遺産研究会事務局長、豊橋工業高校教諭・石田正治)  (「クォーリ・バンク・ミル – tcp-ip」より)]

    [ナショナル・トラストが管理する「Quarry Bank Mill-クオリー・バンク・ミル」は、現存する紡績工場の中でも非常に保存状態が良く、博物館も併設され、産業革命当時の様子をそのまま残している貴重なミルの一つです。また、当時の作業の様子が再現されていて、手作業で綿を紡績する工程を実際に見ることも出来ます。
    当時は子供も貴重な労働力としてみなされ、7歳になると上の様な紡績作業の労働者として働き始めたそうです。先の「農業革命」によって農地を失った農民は、安価の賃金労働者となり、一家全員でミルの住み込み労働者として生活することも多く、劣悪な労働環境や公害問題など、ミルのオーナー(Master)次第では、かなり過酷な生活が強いられていたそうです・・・。ちなみにこちらのミルでは、子供たちが通う学校が併設され、労働者に対する手厚い福利厚生がなされていたミルとして有名だったそうです。  (「産業革命の中核、織物工場に修学旅行!!:とりあえず、やるっきゃない」より)]

    [去年、おととしと、2シリーズ構成で、テレビ局、チャンネル4が1830年代のクオリー・バンク・ミルが舞台の、The Millという連続テレビドラマを制作、放送しました。
    工場のシーンはすべてこの博物館内で撮影されました。
    孤児院からつれてきた少年少女を織工見習いとして、21歳になるまで無給で危険な長時間労働を強いる(奴隷労働です!)イギリス近代史の暗黒部を映像化して話題になりました。
    世界初の労働運動やら、奴隷制廃止やら盛りだくさん。
    この地味~な教育博物館の入場者が圧倒的に増えたのはいうまでもありません。  (「クオリー・バンク・ミル – イギリス/ストックポート日報 《England/ Da」より)]

    パリを向いて歩こう クォリー・バンク・ミル(Quarry Bank Mill)

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    クォーリ・バンク・ミルのストリートビューです。

    カメラ北東方向がボーリン川岸に建つクォーリ・バンク・ミルです。

    カメラ西南西方向が見習いの家(The Apprentice House)です。(Google Maps)

    カメラ北西方向が労働者のコテージです。