マーカーはチジック橋です。
チジック橋
[チズウィック橋は、ロンドン西部のテムズ川に架かる鉄筋コンクリート製のデッキアーチ橋(deck arch bridge)です。ロンドン西部の交通渋滞を緩和する野心的な計画の一環として1933年に開通した3つの橋の1つで、テムズ川北岸のチズウィック(Chiswick)と南岸のモートレーク(Mortlake)を結ぶA316道路(A316 road)が経由しています。かつての渡船場の跡地に建てられた橋は、長さ606フィート(185 m)で、側面に3,400トンのポートランド石(Portland stone)が施されています。開通時、150フィート(46 m)の中央スパンは、テムズ川で最も長いコンクリートスパンでした。ブリッジは、今日のボート競技のチャンピオンシップコース(The Championship Course)のゴール、ボートレースやその他のボートレースで使用されるテムズ川のコースに近いことで最もよく知られています。
1928年8月3日に新しい幹線道路(現在はA316道路)が国王の裁可(Royal Assent)に指定され、1930年に建設が始まりました。道路の建設には、トゥイッケナム(Twickenham)とチジックに2つの新しい橋を建設する必要がありました。提案は1928年に承認され、建設は同じ年に始まりました。橋は、新しく建てられたトゥイッケナムブリッジ(Twickenham Bridge)と再建されたハンプトンコートブリッジ(Hampton Court Bridge)とともに、1933年7月3日にプリンスオブウェールズのエドワード(エドワード7世・在位:1901年 – 1910年)によって開かれ、渡船場は完全に閉鎖されました。
新しい橋は、建築家のハーバート・ベイカー卿(Sir Herbert Baker)と土木技師のアルフレッド・ドライランド(Alfred Dryland)によって鉄筋コンクリートで設計されました。当時、英国の鉄筋コンクリート建設の第一人者であったコンシデア・コンストラクション(Considère Constructions)からの追加情報も取り入れています。
橋には、5アーチのセルラー鉄筋コンクリート上部構造を支持するコンクリート基礎があります。床版は、アーチ型上部構造から立ち上がる柱と梁の隠された格子によって支えられています。橋は長さ606フィート(185 m)で、幅15フィート(4.6 m)の2つの歩道と幅40フィート(12 m)の車道で構成されています。橋が建設されたとき、150フィート(46 m)の中央スパンはテムズ川で最も長いコンクリートスパンでした。
テムズ橋では珍しく、チジック橋の5つのスパンのうち3つだけが川を渡ります。 橋の両端にある短いスパンは、以前の曳舟道と交差しています。急な勾配を付けずに橋に進入できるように十分なスペースを確保するために、橋への進入道路は、川から少し離れたところから高くなっています。
橋はクリーブランド・ブリッジ&エンジニアリング・カンパニー(Cleveland Bridge & Engineering Company)によって£208,284(2020年換算にすると約14,896,000ポンド)の費用で建設されました。進入道路の建設や土地の購入などの追加費用により、橋の総費用は227,600ポンドになりました(2020年換算では約16,277,000ポンド)。運輸省が費用の75%を支払い、残りはサリーおよびミドルセックス郡議会が支払いました。
チズウィック橋は主要な輸送ルートであり、ロンドンの20のテムズ道路橋の8番目に忙しい橋となりました。チャンピオンシップコースのフィニッシュライン、ボートレースやその他のボート競技に使用されるテムズ川に近いことで、おそらく最もよく知られています。南岸にある大学のボートレースストーン、そして川の北岸近く、橋の下流370フィート(110 m)に鮮やかに描かれた青と黒のマーカーポストがコースの終わりを示しています。
南岸の橋の下の曳舟道は、テムズ路(Thames Path)の一部を形成しています。
チジック橋・wikipedia-photo、wikipedia-photo、wikipedia-photo、ボートレースフィニッシュラインストーン・wikipedia-photo]
カメラ西方向がチジック橋です。
チジック橋上のカメラです。
チジック橋テムズ川アーチ前のカメラです。
チジック橋陸上アーチ前のカメラです。
カメラ東北東方向にボートレースフィニッシュラインストーンがあり、対岸に青と黒のマーカーポストが見えます。