マーカーはチャイナタウンです。
チャイナタウン
[19世紀の植民地時代に東インド会社の船員として英国に渡った中国人移民たちは、当初は海への出入り口となるロンドン東部テムズ川沿いのライムハウス地区にチャイナタウンを形成していた。第二次世界大戦でロンドン東部が破壊的な打撃を受けると、ロンドン東部のチャイナタウンはほぼ壊滅する。所が変わって1950年代の香港では、戦後タイやビルマから安価な米が輸入されるようになり、地元の農家が大打撃を受けた。このため仕事を求めた香港出身の中国人移民が英国に一気に流入。折しも英国では、大戦中に任務として中国を訪れた英兵士が帰還したことで国内における中華料理に対する興味が高まっていた。この頃の英国は急激な経済成長を遂げていたこともあり、この機会に目をつけた香港系の中国人移民たちは1960年代に一斉に中華料理のレストランや仕出し業の経営を始めた。彼らの多くは、当時はまだ売春宿が散在しており、土地の値段も極めて低かったソーホー地区に進出し、新たなチャイナタウンを形成するようになった。これが現在まで続いているロンドンのいわゆる「チャイナタウン」の原型であり、今では中国人だけでなく各国からの旅行客ま でもが集まる観光名所となるまでになった。 (「イギリス生活情報週刊誌 – 英国ニュースダイジェスト – チャイナタウン探偵団」より)]
「Chinatown – Google Map 画像リンク」
カメラ北北西方向がチャイナタウンゲートです