マーカーはサンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会です。
サンタ・マリア・イン・モンテサント教会(Basilica di Santa Maria in Montesanto)、サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会(Chiesa di Santa Maria dei Miracoli)
[サンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会はローマにある二つ隣り合う教会です。教会はポポロ広場に位置し、アウレリアヌス城壁(Aurelian Walls)の北のゲートに直面して、コルソ通り(Via del Corso)の入り口にあります。二つの教会の計画図と外観を詳細に見ると様々な相違があるが、しばしば “双子の教会”と言われている。
2つの教会の起源は17世紀、中世とルネサンス時代のローマ街道の一つであった、フラミニア街道(Via Flaminia)[ローマ市街ではラタ通り(Via Lata)とコルソ通り(Via del Corso)として知られている]の修復にまでさかのぼる。
アレクサンデル7世_(ローマ教皇)(Alexander VII・1655年 – 1667年)は、建築家カルロ ・ ライ ナルディ(Carlo_Rainaldi・1611- 1691年)にコルソ通りの入り口の記念碑的な設計を依頼した。両方の教会は、枢機卿ジローラモ・ガスタルディ(Girolamo Gastaldi)によって費用が賄われた。2つの教会内に枢機卿の紋章が存在する。]
サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会
[サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会は1675年に建設が始まり、1679年に完成し、1681年8月5日に奉献されました。
ファサードは、教会の恩人であるガスタルディ(Gastaldi)枢機卿の名前を読むことができる、ティンパヌムで覆われた深い長方形のポルチコの存在によって特徴付けられます。
教会内部は円形で(いわゆるツイン教会のモンテサント教会は楕円形です)、4つの礼拝堂があります。
エクステリア及びインテリアはカルロ・ライナルディ(Carlo Rainaldi)によってデザインされ、カルロ・フォンタナ(Carlo Fontana)によって実行されました。床の中央には、教会のクライアントであり守護聖人であるジローラモ・ガスタルディ枢機卿の枢機卿の紋章が描かれた円形の飾り額があります。同じ紋章は、教会の建設を記念する記念の盾の上にあるカウンターファサードにもあります。
カウンターファサードのガスタルディ枢機卿の紋章・wikipedia-photo
礼拝堂 – 左側の最初の礼拝堂は、サンアントニオ礼拝堂と呼ばれ、その次はロザリオ礼拝堂と呼ばれています。内陣を越えて、サンジュゼッペの礼拝堂があります。この礼拝堂と内陣を隔てる柱には、ペリクレ・ファッツィーニによるブロンズの十字架があります。サンジュゼッペの礼拝堂の中央には、アレッサンドロ・ルノワール(Alessandro Renoir)によって作成されたオリジナルはフランスのSanctuaire de Notre-Dame de Bétharramにありますが、その像をジーノ・マッツィーニ(Gino Mazzini)によってコピー作成された『ベタラムのマドンナの像』があります。 – ローマのサンタマリアデイミラコリ教会に保存されているベチャラムの聖母像
内陣 – カルロ・フォンタナによって建てられた内陣は、ガスタルディ枢機卿の紋章が上にある凱旋門によって教会の身廊につながっています。高祭壇は1677年11月3日にフォンタナによって作られ、漆喰の装飾はアントニオ・ラッジ(Antonio Raggi)によって作られました。
主祭壇の中央には、現在オーガスタのサンジャコモ教会(Chiesa di San Giacomo in Augusta)に保存されている元のフレスコ画の16世紀後半のコピー『奇跡のマドンナ(Madonna dei Miracoli)』があります。聖母子は金の王冠で飾られています。聖母の王冠は1646年にさかのぼり、神聖なイメージに最初に適用されたものの1つでした。
聖具室 – 大きな聖具室は教会と同時に建てられ、その装飾は17世紀にまでさかのぼります。 教会の古代の所有者を記念する2つの記念の盾に加えて、聖具室は教皇ピウス6世(在位:1775年 – 1799年)の大理石の胸像を保存しています。
「左側・『サンタ・マリア・イン・モンテサント教会』、右側『サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会』」・wikipedia-photo、インテリア・wikipedia-photo]
双子の教会平面図
(「ポポロ広場の双子教会堂の建設経緯について – 愛知淑徳大学 知 …」より)
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「サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会 – Google Map 画像リンク」
カメラ南方向がサンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会です。
サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会身廊のカメラです。カメラ北東方向カウンターファサードにガスタルディ枢機卿の紋章が設置されています。
サンタ・マリア・イン・ミラーコリ教会祭壇前のカメラです。
主祭壇右、カメラ初期設定方向がサンジュゼッペの礼拝堂で中央に『ベタラムのマドンナの像』があり、左壁にペリクレ・ファッツィーニによるブロンズの十字架があります。