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ヴァザーリの回廊(英語:Vasari Corridor、イタリア語:Corridoio vasariano)
[ヴァザーリの回廊は、1564年、メディチ家の初代トスカーナ大公コジモ1世がプライベートな住居(ピッティ宮殿)と政務所(ウフィッツィ美術館)の間をアルノ川を渡り人目を気にせず安全に行き来できるようにと、ジョルジョ・ヴァザーリに命じて造らせた約1kmある空中回廊です。]
[ウフィツィ美術館からヴェッキオ宮殿のヴァザーリの回廊・wikipedia-photo、ヴェッキオ橋から見たヴァザーリの回廊・wikipedia-photo、ヴェッキオ橋と回廊・wikipedia-photo、ヴァザーリの回廊から見たヴェッキオ橋のストリートビュー・wikipedia-photo]
[2021年オープンと正式発表!
2016年から閉鎖されていたヴァザーリの回廊が、2021年にオープン予定。
年間約500,000人の見学者を予定しています。
整備後のヴァザーリの回廊は、ハンディーキャップのある人もエレベーターを使って入場ができ、冷暖房完備(過去に夏の暑さにより臨時に閉鎖された事もあります)、LEDの新しい省エネの照明の設置、そして数十年に渡って放置されていた内装の修復もなされます。現在の床材は全て取り払われコットと呼ばれる古くから床材に使われているレンガ製になります。
入り口はウフィツィ美術館の西側にあるヴァザーリホール(現在カンファレンスなどに使われています)から、一方通行でピッティ宮殿側へ進みます。
一度に125人まで中に入れます。回廊の最後はボーボリ庭園に出るか、ピッティ宮殿にそのまま入るか、出口を選べます。
入場料は3月〜10月の観光ハイシーズンは大人一人45ユーロ、11月〜2月の観光ローシーズンは20ユーロ。
通常の予約方法でチケット入手可能。(過去のヴァザーリの回廊の予約方法はグループごとだったので、数名だけの個人は予約できず旅行会社などを通す必要がありました。)
その他にこの記事の上の方に書いてあるヴェッキオ宮殿、ウフィツィ美術館、ヴァザーリの回廊、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園の全部を含めた共通券”XXL”も登場する予定です。これはなんと全長10km以上のコースになるそうです!!
オープンまでまだ1年以上あるので、全コース制覇したい!という方は、まず体力づくりを!!! (「ヴァザーリの回廊2020年オープンの見通し→2021年!追記あり …」より)]
ヴァザーリの回廊
(「ヴァザーリの回廊:2019年一般公開はなし。次回公開は2021年 …」より)
ピッティ宮殿東翼東側のカメラで、右壁上がヴァザーリの回廊になります。(カメラ位置-1)
サンタ・フェリチタ教会ポルチコの上部がヴァザーリの回廊で、窓に鉄格子があります。(カメラ位置-2)
カメラ東方向・道路横断歩廊橋部分がヴァザーリの回廊で、窓に鉄格子があります。(カメラ位置-3)
カメラ南南東方向・ヴェッキオ橋店舗上部分がヴァザーリの回廊です。(カメラ位置-4)
カメラ西北西方向・右の建物三階に接続する部分(窓に鉄格子がある。)がヴァザーリの回廊です。(カメラ位置-5)