(エルヴァス)

エルヴァス(Elvas)は、ポルトガルポルタレグレ県の都市である。首都・リスボンから東約230kmに位置し、スペインとの国境から約15km離れている。
エルヴァスは、グアディアナ川から約8km離れた丘の上にある町である。エルヴァスは、7つの稜堡とサンタ・ルジーア(Fuerte de Santa Luzia)とノサ・セニョーラ・ダ・グラーサ(Fuerte de Nuestra Señora de Gracia・恵みの聖母の砦)と名づけられた要塞に守られている。
エルヴァスに残る後期ゴシック建築の聖堂は、ムーア人の建築の影響を受け、ポルトガル王マヌエル1世(在位:1495年 – 1521年)の時代に、ポルトガル王国の領域となった。アモレイラの水道橋(Aqueduto da Amoreira)と呼ばれる全長約7キロメートルの水道橋はイベリア半島最長であると同時に、エルヴァスの町に水を供給してきた。アモレイラの水道橋の建設は15世紀に始まり、1622年に建設が完了した。
エルヴァスは、ローマ時代には、AlpesaあるいはHelvasと呼ばれ、ムーア人の時代(アンダルス)はBalesh、スペイン統治時代は、Yelvesと呼ばれた。カスティーリャ王アルフォンソ8世(在位:1158年 – 1214年)が1166年に、カスティーリャ王国の領土とした。その後、カスティーリャとポルトガルの間で、エルヴァスをめぐり、衝突がおき、1226年にポルトガルの版図となった。1570年、エルヴァスは、監督教会派の司教座となった。
エルヴァスは、その後も、スペインとポルトガルの間で領土争いが展開され、1658年と1711年の2回、スペインの版図となったこともある。ナポレオン支配に対してスペインで勃発したスペイン独立戦争の際(1808年)には、ジャン=アンドシュ・ジュノーの攻撃を受けた。
エルヴァス周辺は、肥沃な土地であり、オリーブやプラムの生産でも有名である。プラムは、生のままあるいは乾燥された状態で各地に輸出されている。また、エルヴァスでは、ブランデーが蒸留され、陶磁器の生産も行われている。  (wikipedia・エルヴァスより)]

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    恵みの聖母の要塞エルヴァス城アルカソバ門(ミラデイロ門)サンタ・マリア・デ・アルカソバ教会聖ペテロ教会テンプロ門(Porta do Templo)又はサンタ・クララのアーチ(Arco de Santa Clara)さらし台(Pelourinho)ドミニコ会教会ユダヤ歴史の家ノッサ・セニョーラ・ダ・アスンサオン教会ノヴァ門(Porta Nova)又は受肉の聖母のアーチ(Arco de Nossa Senhora da Encarnação)エルヴァス共和国広場文化の家(旧市庁舎)エルヴァス観光案内所フェルナンディナの塔カサ・ダス・バルカス(現・エルヴァス市場)エルヴァス貯水槽アモレイラ水道橋エルヴァス・バス ターミナルサンタ ルジアの要塞