ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度

「Google Earth で街並散歩(ヨーロッパ編)」で取り上げた、ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度についてまとめてみました。

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    [「ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度」は、イタリアの世界遺産の一つ。ストラーデ・ヌオーヴェ(単数形はストラーダ・ヌオーヴァ)は、「新しい街路群」の意味で、ジェノヴァで 16 世紀に整備されたストラーダ・ヌオーヴァ(現在のガリバルディ通り)と、それ以降の時代に出来た二つの街路を指している。ガリバルディ通りには今もパラッツォ(宮殿)群が立ち並んでいるが、「パラッツィ・デイ・ロッリ」(目録の宮殿群)とは、それらの宮殿群がかつての「ロッリ」(迎賓館目録)に掲載されていたことに由来する。
    ガリバルディ通りは、ジェノヴァの大通りの一つで、商業的な中心地に近い 16 世紀の邸宅群が並んでいる街区である。同時に、立ち並ぶ宮殿(パラッツォ)群が建築学上の大きなインパクトを持っている歴史地区の大通りである。スタール夫人はこの通りを「王たちの通り」( Via dei Re )と呼ぶに相応しいとした。
    かつてはストラーダ・ヌオーヴァ(新街路)と呼ばれたが、1882 年にイタリア統一に功があったジュゼッペ・ガリバルディにあやかって改称された。

    主な宮殿群 – パラッツォ・パラヴィチーニ・カンビャーゾ( Palazzo Pallavicini Cambiaso )、パラッツォ・パンタレオ・スピノラ( Palazzo Pantaleo Spinola ・パラッツォ・ガンバロ( Palazzo Gambaro )とも呼ばれる。)、パラッツォ・レルカリ・パロディ( Palazzo Lercari Parodi )、パラッツォ・カッレガ・カタルディ( Palazzo Carrega Cataldi )、パラッツォ・ドリア( Palazzo Doria )、パラッツォ・ポデスタ( Palazzo Podestà )、パラッツォ・カッターネオ・アドルノ( Palazzo Cattaneo Adorno )、パラッツォ・ドリア・トゥルシ( Palazzo Doria Tursi )、パラッツォ・カンパネッラ( Palazzo Campanella )、パラッツォ・トッレッテ( Palazzo delle Torrette )、パラッツォ・ロッソ( Palazzo Rosso )、パラッツォ・ビアンコ( Palazzo Bianco )
    パラッツォ群・wikipedia-photo、ガリバルディ通りのプレート・wikipedia-photo、「パラッツォ・ロッソ」・wikipedia-photo、「パラッツォ・ビアンコ」・wikipedia-photo  (wikipedia・ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度より)]

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