タラゴナ(カタルーニャ語:Tarragona、英語:Tarragona)は、スペイン・カタルーニャ州タラゴナ県にあるムニシピオ(基礎自治体)。タラゴナ県の県都であり、タラグネス郡の中心自治体でもある。レウスなど近郊の都市を含めたタラゴナ都市圏の人口は約34万人に達する。タラゴナ港(Puerto de Tarragona)を擁し、タラゴナ駅(Estación de Tarragona)も設置されているなど、物流の要衝である。また、古代ローマ時代に築かれた歴史の長い町でもあり、今でも水道橋や円形競技場などの遺跡が残り、世界遺産にも登録されている。
ローマ帝国の時代にはタッラコ(タラコ、Tarraco)と呼ばれ、ヒスパニア・タッラコネンシス属州の州都であった。5世紀に西ゴート王国の支配下に入った。8世紀始めにウマイヤ朝に征服され、町が破壊されたため、カタルーニャ地方の中心はバルセロナに移った。1118年にバルセロナ伯ラモン・バランゲー3世に征服され、再びキリスト教世界へと入った。ラモン・バランゲー3世は町を再建し、大司教座を置いた。以降はアラゴン王国の一部となった。
水道橋、円形劇場などローマ時代の遺跡は、2000年にタラゴナの考古遺跡群としてユネスコの世界遺産に登録された。
交通
タラゴナには1856年9月16日に開業したタラゴナ駅( Estación de Tarragona )が設置されている。さらに、2006年12月にはマドリードからサラゴサを経由する高速鉄道 AVE がタラゴナまで開通した。ただし、AVEの駅( Camp de Tarragona )は、タラゴナ市から北に8 kmの別の自治体に位置する。マドリードからは1日3便、約3時間で結ばれる。バルセロナからの列車は1時間に2、3便あり、1時間から1時間半である。 (wikipedia・タラゴナより)]
タラゴナの城壁と要塞、タラゴナ大聖堂、タラゴナ教区博物館、プラ・デ・ラ・セウ、観光案内所(旧市庁舎)、カサ・カナル、地方フォーラム、カラ・ガルサ、タラゴナ国立考古学博物館、サン・ドメネク修道院の祝福された家、カサ・カステラルナウ、タラゴナ市庁舎、フォント広場、慈悲の降臨、王の城(プレトリウム・Pretori)、タラコのローマ・サーカス、タラゴナの円形劇場、大聖堂と教会、タラゴナ駅、カステイ(人間の塔)のモニュメント、タラゴナの中央市場、タラコ・コロニア・フォーラム、タラゴナのローマ劇場、ラス・ファレーラス水道橋行き・バス停留所、タラゴナ・バスステーション、タラコ・アリーナ、タラゴナの初期キリスト教ネクロポリス、ラス・ファレーラス水道橋