トロワ・マリ通り

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トラブール
[リヨンルネサンス時代の建築 を鑑賞する格好の手段が、トラブール(Traboule)巡りだ。トラブールとは建物内の廊下のような通路。地図には出ていないが、そこを歩けば手前の通りから建物の向こう側の通りへ抜け出ることができる、いわゆる抜け道。ヨーロッパの建物は、通りに立ちはだかる外壁からは想像もつかないような世界を中庭やその奥に隠していたりする。でも残念ながら、博物館などでない限り観光客はそこまで入れない。それがリヨンでは、トラブール見学の名の下に可能なのだ。建物は今も昔も住民の私有地なのだが、建物内にあるトラブールが観光の切り札の1つにもなっているおかげで、歴史的なトラブールを有する建物は、市と住民の調整で、曜日や時間を交替しつつ常に何カ所かは誰もが見学できるようにアレンジされている。トラブールを通れば、普通は入れない建物の中庭や内側の装飾も見学できてしまう。トラブールは、職人たちが天候に左右されずに絹の巻物を運ぶ通路としても使用され、第二次世界大戦中には、レジスタンス運動の秘密の会合や逃げ道としても活用された。リヨン市内には200から300のトラブールがあると言われているが、代表的なものは旧市街のル・ブフ通り/サン・ジャン通り/トロワ・マリー通りの間など。  (「ルネサンスの小路、リヨンへ – フランスニュースダイジェスト」より)]

トロワ・マリ通り(Rue des Trois-Maries)
[1998年12月、ユネスコの世界遺産に登録された、リヨン歴史地区の旧市街の小路。
トラブール・wikipedia-photo、トラブールから空を見上げたところ・wikipedia-photo]

カメラ位置はトロワ・マリ通りです。

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