マーカーは古マルセイユ博物館(邸宅メゾン・ディアマンテ)です。
[旧市街「パニエ地区」(Vieille Ville, le Panier)。細く曲がりくねった路地など中世の都市構造が、現在も旧港の北岸、ムーランの丘の上にある「パニエ地区」に残る。この地区にはマルセイユの中でももっとも古い建造物を見ることができる。古代ギリシア・古代ローマ時代の遺構から 16 世紀(ダイヤモンド型の壁面をした邸宅)、また 17~18 世紀(施療院、市立病院…)の建築が揃う。現在再整備中のこの地区には現在、多くの手工芸職人が集まり、サントン人形のアトリエ、石鹸のショップ、チョコレート屋、陶器や焼き物の店など新しい店が増えている。 (「マルセイユ – Office du Tourisme et des Congrès de Marseille」より) ]
古マルセイユ博物館(邸宅メゾン・ディアマンテ – フランス語:Maison Diamantée)
[パニエ地区には数多くの歴史建築物が残る。港近くにある16世紀に建てられたダイヤモンド型の壁面をした邸宅メゾン・ディアマンテは、第二次世界大戦中ほとんど破壊された港周辺の中に残る数少ない建築物の一つだ。 (「アスパラトラベル『古代からの港町 (仏マルセイユ 2)』」より)]
[様々な国と時代のカード、そして200年にわたってカード製造に使用された道具。マルセイユ最後のカード・メーカーである カモワン家 とその共同経営者たちは、これらがフランス国内のあちこちに散らばってしまうことを危惧しました。そして1971年、マルセイユ市は、操業を停止した最後のカード製造工場カモワン家の「遺産」を相続しました。この貴重なコレクションは、1975年、市庁舎の裏にある古マルセイユ博物館、メゾン・ディアマンテ(16世紀建造)の中に収められました。タロット、北ベトナムで使用されるカード「ト・トム(To-Tom)」、ベトナム・ハイフォン市の「3つの菊(Trois Chrysanthèmes)」、19世紀のカードなどが含まれています。100100点に及ぶ道具類と資料があり、大変充実したものとなっています。ニコラ・コンヴェルのマルセイユ版タロットの版木、フランス製タロットの人物を描くのに使った電気版の活版印刷版など、版画工達が使った様々な道具が収められています。また、数百枚重ねたカードを切ったり、角に丸みをつけたり、磨いたりするための大小の裁断機、丸い刃のついたノミ、かんな、研磨用の瑪瑙など、1760年の工場創設以来使用されてきた様々な道具も含まれています。1861年に描かれたカモワン工場の絵は当時のカード製造の様子を伝えています。この絵は、カード・メーカーが機械を使用し始めた当時の様子を物語る貴重な「資料」です。
古マルセイユ博物館は数年間休館していましたが、近日再び開館する予定です。プレイング・ゲームの愛好家や収集家の皆さんにとっては必見の博物館です。 (「カモワン家の寄贈品」より)]
古マルセイユ博物館(邸宅メゾン・ディアマンテ)・wikipedia-photo
「Maison Diamantée – Google Map 画像リンク」
カメラ西方向が古マルセイユ博物館(邸宅メゾン・ディアマンテ)です。
カメラ西南西方向が古マルセイユ博物館(邸宅メゾン・ディアマンテ)です。