ディオスクーリの家

マーカーはディオスクーリの家です。

ディオスクーリの家(イタリア語:Casa dei Dioscuri)
[ポンペイ最後の時代に造られた建物の中で、最も壮麗で広い物の一つです。建築的に複雑な空間の構成と豊かな絵画が特徴です。建物には、水の戯れを実現するための深い水槽に面して優雅な居間(エクセドラ)を持ち、北側が高く設計されたロードス式の典雅なペリスタイルを挟んで二つのアトリウムがあります。
メインのアトリウムは凝灰岩の12本の円柱で囲まれ、その周りに豪華な来客用の部屋や饗宴用の空間が配され、奥は小さな庭園で仕切られていました。もう一つのアトリウムの周囲は家族の休息や日常の生活に使われた空間が囲んでいました。 壁面の装飾は近くにあるヴェッティの家を手掛けたのと同じ工房によるもので、家の名の元となった入口のディオスクーロイカストールとポリュックスの壁画を始め、主要な作品はナポリの考古学博物館に展示されています。  (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p65」より)]

[ディオスクーリ家のフレスコ画・wikipedia-photo、[ディオスクーリの家平面図・wikipedia-photo、ディオスクーリの家入口「VI.9.6 entrance」・wikipedia-photo、アトリウム・wikipedia-photo、アトリウム奥の小さな庭園・wikipedia-photo、ペリスティリウムの北側・wikipedia-photo、ペリスタイルの深い水槽・wikipedia-photo
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ディオスクーリの家鳥瞰絵図面(「VILLA DEI DIOSCURI (Pompei) | romanoimpero.com」より)

VI.9.6 Pompeii. Casa dei Dioscuri or House of Castor & Pollux
ディオスクーリの家平面図

アトリウムエリア:
1: 入口
2: トイレと階段のある玄関南側の部屋
3: アトリウム
4: ペリスタイルにつながるエリア
5:キュービキュラム(Cubiculum)
7:南壁にスリット窓があり、柱廊を見下ろす部屋
8: タブリナム(Tablinum)の東側の部屋、庭に面した窓
9: タブリナム
10: 上階への階段。疑似ペリスタイル庭園と東側の部屋への廊下
11: 吹き抜けの北東隅の部屋、ベンチの支柱の跡
12: アトリウム北側の部屋、カラーモザイクの床
13:吹き抜けの北側の部屋、東西の壁に窪みがある
14:アトリウム北西角の部屋
15: 吹き抜けの西側の狭いエリア、小さなスリット窓
16:アルコーブ(Alcove)と一段高いベッドエリアを備えたキュビキュラム
疑似ペリスタイルと東側
10: 家の前への廊下、21号室への出入り口
17: ヒョウの絵が描かれたエディクラララリウムのある疑似ペリスティリウム庭園
18:広いトイレと上階への階段のあるキッチン
19: ガーデンエリア北側の部屋
20:ガーデンエリア北西角の部屋
21: ガーデンエリアの北西隅に窓がある部屋。
22: 大理石のベニヤで覆われた大きなエクセドラ
24:大型エクセドラ南側からの出入り口のある部屋
25:24号室から出入り口のある部屋
26:素朴な部屋27から29への廊下
27:素朴な部屋への廊下 29
28:素朴な部屋
29:素朴な部屋
ペリスタイル エリア
6: VI.9.7 のアトリウムへの扉を備えた大きなペリスタイル
23: ペリスタイルの北西隅にあるアーチ型天井の部屋

[VI.9.7 Pompeii. Domus Cn. Caetronius Eutychus or Casa di C.N. Caetroni Eutychi. Rear entrance at VI.9.8. 」 – 「plan

カメラ位置はメルクリオ通り(Via Di Mercurio)、小さな噴水の家入口前のカメラで、カメラ北北東方向 Vicolo Di Mercurio との十字路から右上方向がディオスクーリの家です。