パクイウス・プロクルスの家

マーカーはパクイウス・プロクルスの家です。

パクイウス・プロクルスの家(Casa di Paquius Proculus)
[入口の扉に見られる立方体の柱頭から明らかなように、最初の住居はサムニウム時代(紀元前2世紀)に造られたもので、床面には半閉じの扉の前に座る鎖でつながれた犬のモザイクが残されています。帝政ローマでは犬は家の守りのシンボルとされていたことから、このモザイクはその時代のものとされています。 アトリウムはモザイクで覆われ、繁栄を引喩する多色使いの動物たちが大きな角に仕切られた空間に配置され、更に男女二人の人物が配されています。 他にも、ペリスティリウムに開かれた居住空間に見られる高価な大理石を組み込んだ床や、床の中央に配された細かい多色の小片で描かれた繊細なモザイク画は、極めて高度な装飾技法によるものです。 トリクリニオにはその当時ポンペイで活躍していたアトリエが手掛けた作品があって、六人の小人が滑稽な漁をしている場面が描かれています。もう一つの作品は現在ナポリの国立考古学博物館に展示され、酩酊したシレノスの下敷きになるロバの場面が描かれています。 家の正面に描かれた多くの選挙掲示物から、この家の所有者はプブリウス・パクイウス・プロクルスか、或いはカイウス・クスピウス・パンサであると思われます。
※トリクリニオ、横臥食卓 – ローマの住宅に見られた食堂で、そこに置かれていた3つの寝台を意味する言葉がもととなっています。家の主と招待された客は部屋の三方に置かれた寝台の上に三人づつ横たわり、最後
の一方は給仕のために空けてありました。 一般的には、この空間は庭園に向かって開放されていて、客が緑の眺めを楽しめるように配慮されていました。  (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p21」より)]

I.7.1 Pompeii. Casa di Paquius Proculus or House of Cuspius Pansa.

[パクイウス・プロクルスの家入口(平面図「a」)・wikipedia-photo、入口通路からアトリウムを望む、床に犬のモザイク・wikipedia-photo、犬のモザイク・wikipedia-photo、入口からアトリウムを望む・wikipedia-photowikipedia-photo  (「Category:Casa di Paquio Proculo (Pompeii) – Wikimedia …」より)

パクイウス・プロクルスの家平面図(「House of Paquius Proculus Description of the House (Reg I, Ins 7, 1)」より)

パクイウス・プロクルスの家 – Google Map 画像リンク

カメラ東方向がパクイウス・プロクルスの家入口です。(パクイウス・プロクルスの家平面図「a」)