フォルトゥーナ・アウグスタの神殿

マーカーはフォルトゥーナ・アウグスタの神殿です。

フォルトゥーナ・アウグスタの神殿(Tempio della Fortuna Augusta)
[基壇の上に載り、大理石の円柱と柱頭と全面の祭壇を持つこの小さな神殿は、帝政ローマ全体に行き渡っていたように、単に皇帝アウグストゥス(在位:紀元前31-後14年)を讃える 信仰の場ではなく、地元のエリート階級による皇帝一族擁護の宣伝の場でもありました。この神殿については建設を命令した人物の名が記録に残っています。マルクス・トゥリウス、別のマルクスの息子でポンペイのDuov iroでした。自らの所有する土地に自費で皇帝礼賛の神殿を建設することで、マルクス・トゥリウスは皇帝の有力な支持者としての地位を得ました。フォルトゥーナ・アウグスタの信仰は自由民の信者で結成された組織によって運営され、彼らは皇帝と強力な繋がりを持ち、皇帝は彼らの権利と野心を保証する関係でした。神殿を覆っていた大理石の化粧板は、噴火の数年のうちに持ち去られました。神殿内の聖堂安置室にはフォルトゥーナ神の像が置かれ、両側のニッチには皇帝一族の像が並んでいました。

※ニッチ、壁龕: ラテン語のアエデスの縮小形で、「神の家」を意味しました。 公私の宗教的な礼拝に用いられ、神殿の特徴を備えた壁龕からなり、円柱で支えられたティンパヌムがあり木製の扉を備えている場合もありました。内部には家の守護神たちの小さな像が納められていました。ラルとペナテス、一般的には併せてラル神と呼ばれていました。  (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p90」より)]

フォルトゥーナ・アウグスタの神殿平角平面図(「Temple of Fortuna Augusta. – Pompeii in Pictures」より)

Tempio Della Fortuna Augusta – Excavations – Google Map 画像リンク

カメラ東北東方向がフォルトゥーナ・アウグスタの神殿です。

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