マーカーはポンデラリアの食堂です。
大フォルムの平面図
[平面図 3 アポロ神殿の右上角の上のニッチがポンデラリアの食堂になります。]
ポンデラリアの食堂(Mensa Ponderaria)
[アポロンの聖域(アポロ神殿)を取り巻く壁の東側にはニッチがあって、内部には量り台の模作が置かれ、原作はナポリの考古学博物館に保存されています。量り台は、商いのやり取りで商品の容量を審査するのに用いられた作業台です。ここでは液体の商品や穀物などのような固形のものも計量することができました。計量する品をそれぞれ用意された入れ物に詰め、蓋をして量った後、再び容器から出しました。オスク語で記された三つの記録によれば、この量り台は共和政ローマの登場前から存在していましたが、ポンペイが共和政ローマの傘下に入った(紀元前89年)のを機会に、共和政ローマの重量単位と計量法に改正されたことを記す書き込みが今日でも読み取れます。 (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p85」より)]
「VII.7.31 Pompeii. Mensa Ponderaria. Mensa delle Pubbliche Misure.」
「Category:Mensa Ponderaria (Pompeii)」
メンサ・ポンデラリアの重量計の複製
「Mensa Ponderaria – Google Map 画像リンク」
カメラ南西方向奥の隙間越しに量り台の模作が見えます。