ヴェッティの家

マーカーはヴェッティの家です。

ヴェッティの家(Casa dei Vettii)
[ポンペイで最も有名で見事なこの家は、奴隷出身の自由民で商いで財を成したアウルス・ヴェッティウス・レスティトトスとアウルス・ヴェッティウス・コンヴィーヴァ兄弟が所有し、扉の右側にはあるじの経済的な繁栄を約束する神プリアポがシンボルとして描かれています。
アウグスティヌス帝の時代(紀元前1世紀)には改修されて、ファウノの家サルスティウスの家に見られるような典型的な住居形式に変更が加えられ、タブリヌムを取り除いてより大きなスペースを、彫刻で飾られ噴水が溢れるこの館のメインとなる庭園に割いています。 ペリスティリウムに面しては、より見事な装飾を施した部屋が集まり、中でもキューピッドたちが、ワインの販売や衣類の洗濯、花の栽培やブドウの収穫、宝石細工の加工や香料の製造など、当時の製造活動にいそしむシーンを描いたサロンのフリーズ壁画はとりわけ興味深い作品です。 台所の区域にはラル神(ラレース)の祭壇(ララリウム)が描かれ、近くにある官能的な小絵画で飾られた部屋では、家の入口に刻まれているように、エウティキスという名の娼婦がアス銅貨数枚で商売をしていました。  (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p66」より)]

[ララリウム
ララリウム(複数形はララリア)は、家庭内の小さな祭壇で、ラレースや他の家庭の神々を祭っている。考古学上の証拠から、その家族の守護神を含めた複数の下級の神々を祭っていたことがわかっている。
ポンペイのものはほぼ最高の状態で保たれている。中でもヴェッティの家と呼ばれる建物にあるララリウムは、1.3m×2.25mの大きさで中庭(方庭)に面している。神々の絵の周囲には古代の寺院を模した石造りの枠がある。周囲の壁にも神々と神話の場面が描かれており、見るものに強烈な印象を与える。ドムス内のララリウムの位置は、ドムスの公的な部分にあるのが一般的だった。そして、客との挨拶の場に背景を提供していた。
ララリウムは住居内の様々な部屋、寝室、今では用途が不明な部屋、特に台所や店舗などにあり、そこにラレースと共にペナテースが共存していた。その多くは小さな壁龕であり、稀に壁から突き出したタイル張りのものもあった。どちらも装飾は簡素だが大事にされていた。
「ポンペイのヴェッティの家のララリウム。先祖の守護神の両脇にラレースがいて、右は献酒皿、左は香箱を持ち、生贄を捧げる人の頭をうやうやしく覆うように角杯を掲げている。 蛇は土地の肥沃さや繁栄を意味している。上のティンパヌム(三角形の部分)にあるのは、献酒皿、雄牛の頭蓋骨、ナイフである。」・wikipedia-photo  (wikipedia・ラレースより)]

[ヴェッティの家平面図「VI.15.27 Entrance and Stables」の写真・wikipedia-photo

「ヴェッティの家、前庭、最初のアトリウム」(2019年4月11日画像)・wikipedia-photo、ヴェッティの家中庭・wikipedia-photo、エクセドラのフレスコ画・wikipedia-photo、家のフレスコ画:ダイダロスはパシファエで木製の牛を紹介します・wikipedia-photo
ウィキメディアコモンズには、Vettiiの家にある画像やその他のファイルが含まれています。]

ポンペイ秘儀荘 – 遺跡ときどき猫

ヴェッティの家平面図(「VI.15.27 Pompeii. Back entrance of VI.15.1 Casa dei Vettii or House of the Vettii.」より)]

ヴェッティの家 – Google Map 画像リンク

カメラ北東方向道路左の覆いのある家がヴェッティの家になります。

前庭、最初のアトリウム周辺の部屋・平面図で最初のアトリウム左上の部屋になります。画像は2018年1月画像で、2019年4月11日画像の「ヴェッティの家、前庭、最初のアトリウム」を見るとアトリウム及びこの部屋も大改修されているのがわかります。

エクセドラのフレスコ画