マーカーは小劇場-オデイオンです。
小劇場-オデイオン(Teatro Piccolo – Odeion)
[銘文によると、オデイオンあるいはテアトルム・テクトゥムとローマ人から呼ばれていたこの劇場は、ポンペイが帝政ローマの傘下に入ってすぐの時期(紀元前79年)に、地元の行政官であったマルクス・ポルシウスとカイウス・クインク トゥス・ヴァルガスの希望で建設されました。この二人は円形劇場の建設も指示しています。この劇場では当時の流行だった無言劇が上演されたほか、音楽会にも利用されていました。建物には様々な色の大理石で豊富な装飾が施され、凝灰岩でできた大きな男性像(テラモニ)が階段を支えていました。また、音響効果を高めるために、天井部分は屋根で完全に覆われていました。外側の壁には見物人たちの残した書き込みが数多く残り、中にはかなり遠い地域からやって来た者もいました。 (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p115」より)]
[小劇場の計画平面図・wikipedia-photo
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「Odeon – Teatro Piccolo – Google Map 画像リンク」
小劇場-オデイオン内のカメラです。