貝のヴィーナスの家

マーカーは貝のヴィーナスの家です。

貝のヴィーナスの家(Casa della Venere in conchiglia)
[紀元前1世紀に建てられましたが、内部はその後大きく改装されました。ヴェッティの家と同様、この家でもタブリーノはペリスティリウム(古代ローマの都市住宅には、アトリウムとペリスティリウムという公私2つの中庭があったことが知られている。)のある庭園のために犠牲にされ、ペリスティリウムが家の顔として使用され、その周囲をフレスコ画のある幾つもの空間が取り囲んでいました。その中でもオエクス(Oecus)はメナンドロの家のものに次ぐ大きさを誇っています。ペリスティリウムの奥の壁には、ヴィーナスの大きな舞台装飾のようなフレスコ画が残り、この家に名を与えていま す。柵(格子?)を超えた向うの低い部分には、エキゾチックな動植物を配した豊かな庭園が描かれています。一方壁の上部は三つの異なった場面に分かれています。右側の場面は鳥が水を飲む噴水、左には台座の上に立つ盾と槍を持ったマルスが描かれています。中央の画面には、ポンペイの守護神で、エロチシズムの女神でもある ヴィーナスが二人のキューピッドに伴われて貝の中に身を横たえたシーンが描かれています。女神は頭に帯状の髪飾りを載せ、首と手首、足首に付けた宝石の他は、完全に裸身の姿です。この家の所有者はサトリィ一族の傍系に当たり、噴火前の時期ポンペイではよく知られた人物でした。  (「ポンペイ遺跡ガイド – Pompei-p31」より)]

II.3.3 Pompeii. Casa della Venere in Conchiglia or House of Venus in the Shell or House of the Marine Venus or House of D. Lucretii Satrii Valentes.」 – 「Plan
貝のヴィーナスの家平面図

1: 入口
2: アトリウム
3: 玄関東側の部屋
4:キュービキュラム
5: アトリウムと北ポルティコへの出入り口が 2 つある部屋
6: トリクリニウム
7: 玄関西側の部屋
8:柱廊東側の狭い部屋
9: オエクス
10:ブルーキュービクルム(Cubiculum)
11: 北ポルティコ
11: 西ポルティコ
11:南ポルティコ、柱廊と庭園、貝殻絵にヴィーナス
12:柱廊庭園北西隅の部屋
13:柱廊東側第一室
14:柱廊東側の二間
15:柱廊東側三間
16: ペリスタイル庭園南西隅の部屋
17:柱廊南東隅のサセルム
18:柱廊南東角の祭壇のある小部屋

[貝のヴィーナス・wikipedia-photo

貝のヴィーナス・wikipedia-photo

  (「Category:Venus Anadyomenes in the House of Venus (Pompeii)」より)]

貝殻のヴィーナスの家 – Google Map 画像リンク」「Mural of Venus – Google Map 画像リンク

カメラ南南東方向が貝のヴィーナスの家です。貝のヴィーナスの家平面図「a」になります。

平面図「11」 – 貝のヴィーナスの家中庭のカメラで、カメラ南東方向庭園先の小屋掛けの壁面に貝のヴィーナスが描かれています。

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