マーカーは閣議の間です。
閣議の間
[閣議の間は、王の寝室に隣接し、鏡の回廊に通じています。この部屋が現在の形となったのは、ルイ15世時代(在位:1715年 – 1774年)治世下の1755年のことでした。ルイ14世(在位:1643年 – 1715年)が諮問(財務諮問と国務諮問)を召集した閣議室と、「胸像柱」の小部屋(ルイ14世が夕食の後家族や近しい者と共に過ごしたより私的な場所)とが結合してこの部屋が生まれました。アンジュ=ジャック・ガブリエルの図案をもとに、様々な新しい装飾モチーフ(武器飾や、軍隊、海軍、正義を象徴するものなど)を用いたアントワーヌ・ルソー作の華麗な木工細工がこの部屋を飾っています。また、ロカイユ様式の振り子時計(1754年)、斑岩でできたアレクサンドル大王の胸像、マルス神と女神ミネルヴァの描かれたセーブル焼きの2つの花瓶、ピエール=フィリップ・トミール(Pierre-Philippe Thomire)作の彫刻装飾のブロンズ(1787年)など、ルイ15世とルイ16世が作らせた豪華な工芸品の数々が全体を引き立てています。 (「王の寝室 – ヴェルサイユ宮殿」より)]
カメラ位置は閣議の間です。