マーカーはカピトリーノ美術館(ヌオーヴォ宮殿)です。
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カピトリーノ美術館(ヌオーヴォ宮殿・イタリア語:Palazzo Nuovo (Roma))
[カピトリーノ美術館(イタリア語:Musei Capitolini)は、イタリアのローマにある美術館である。ローマの7つの丘の1つ、カンピドリオの丘に建つこの美術館は、一般市民に公開された美術館としては世界最古のものと言われている。
古代ローマの面影を残すフォロ・ロマーノにほど近いカピトリーノの丘は、古代以来ローマの聖地であった。丘の上にあるカンピドリオ広場は、16世紀半ばにミケランジェロの設計で整備されたものである。丘に至るゆったりとした階段を上ると、左右にギリシャ神話に登場するカストルとポルクスの双子の神の像が立ち、広場中央にはマルクス・アウレリウスの騎馬像(レプリカ、台座はミケランジェロが手がけた)が立つ。広場の奥正面は市庁舎であり、右にはパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ(コンセルヴァトーリ宮殿)、左にはパラッツォ・ヌオーヴォ(新宮殿)が建つ。この広場全体の構想、宮殿のファサード(建物正面の意匠)、広場の敷石が描く幾何学文様などは、ミケランジェロの構想・設計になるものである。パラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ、パラッツォ・ヌオーヴォはそれぞれ美術館となっており、前者を「コンセルヴァトーリ美術館」、後者を「カピトリーノ美術館」と呼ぶ場合もあるが、通常、両者を合わせて「カピトリーノ美術館」と称している。
カピトリーノ美術館の歴史は1471年にまでさかのぼる。時代は下って20世紀になると、1925年にムゼオ・ヌオーヴォ(新美術館)が、1952年にはブラッチョ・ヌオーヴォ(新翼)が建設された。
パラッツォ・ヌオーヴォには、「ローマン・コピー」と呼ばれる、古代ギリシャ彫刻のローマ時代の模作が多く展示されている。『マルクス・アウレリウス騎馬像』は、元来カンピドリオ広場の中央に設置されていたが、大気汚染による害が深刻であったため、修復後はオリジナル像はパラッツォ・ヌオーヴォに移され、広場中央にはレプリカが置かれている。
「広場中央にあるマルクス・アウレリウスの騎馬像」・wikipedia-photo (wikipedia・(カピトリーノ美術館)より)]
「カピトリーノ美術館ホームページ」 – 「ヌオーヴォ宮殿ルーム案内」、「バーチャルツアー」
ヌオーヴォ宮殿ルーム
「ヌオーヴォ宮 – Google Map 画像リンク」「Marforio – Google Map 画像リンク」
カメラ北北東方向がカピトリーノ美術館(ヌオーヴォ宮殿)です。
ヌオーヴォ宮殿ルーム(0-1) – 『マルフォーリオ(La statua di Marforio)』前のストリートビューです。
ヌオーヴォ宮殿ルーム(1-3) – ギリシアのオリジナルを基にした紀元前2世紀ごろのローマン・コピー『カピトリーノのヴィーナス』(ギリシャの原作のローマ時代の模作・紀元前2世紀ごろ)前のストリートビューです。
ヌオーヴォ宮殿ルーム(1-4) – 「諸皇帝の間」のストリートビューです。中央に『コンスタンティヌス1世の母であるヘレナの座った像(La statua di Flavia Giulia Elena.)』があります。
ヌオーヴォ宮のホール(1-6)
ヌオーヴォ宮殿ルーム(1-7) – 赤い牧神の部屋(La sala del Fauno rosso.)
ヌオーヴォ宮殿ルーム(1-8) – カメラ北東方向が『瀕死のガリア人』(ギリシャ人プラクシテレスの原作のローマ時代の模作)で、カメラ南方向が『愛とプシュケの像(Statua di Amore e Psiche)』(紀元前2世紀のギリシャ語の原本から)です。