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サント・スピリト大聖堂
[13世紀後半にはすでに聖アウグスチノ修道会士達による教会が存在していた同じ場所に、フレスコバルディ家の依頼を受けたフィリッポ・ブルネレスキが現在の建物を設計する。1444年彼の指揮のもと、教会の模型に続いて建造が始まり、後陣が建設される。彼の死後(1446年)、1452年まで工事はいったん中断されたがその後複数の人々により当初の設計から形を変えながらも完成する。新たな設計者はアントニオ・マネッティ、ジョヴァンニ・ダ・ガイオーレ、サルヴィ・ディ・アンドレア。ディ・アンドレアは特にドームを手掛けるが(1479~81年)、それはブルネッレスキの設計を忠実に実現したものだった。ロレンツォ豪華王の主導のもと、さらに聖具室が加えられたが、担当したジュリアーノ・ダ・サンガッロは1489年そのスペースを作るため、ゴシック様式の鐘楼を解体する。鐘楼は1568~71年バッチョ・ディ・アンニョロの設計によって新たに築かれる。1564年にはアンマンナーティが修道院に付属する大回廊の建築を始めたが、修道院全体については拡大・再建築が繰り返される。しかしそのスタイルは常に教会が最初に築かれた1400年代の様式に従っていた。現在のファサードは1792年、“修道院の左官”ボッチーニによって実現する。彼は壁面に円柱や、バラ窓のまわりに額縁などを描いたが、この壁画は1960年代に行われた修復作業により消滅する。 (「サント・スピリト大聖堂」より)]
[メインファサード・wikipdia-photo、聖堂の内部・wikipdia-photo、wikipdia-photo、オルカーニャ作の「最後の晩餐」・wikipdia-photo、ミケランジェロ作の「十字架」・wikipdia-photo]
「サント・スピリト聖堂 – Google Map 画像リンク」、「Cenacolo di Santo Spirito – Google Map 画像リンク」
カメラ位置はサント・スピリト広場で、カメラ北北東方向がサント・スピリト大聖堂です。
サント・スピリト大聖堂中庭回廊のカメラです。