マーカーはエル・クリスト・デ・ラ・ルス(サルバドル教会・モスク)です。
エル・クリスト・デ・ラ・ルス(Cristo de la Luz)
[ 1000年ごろに建てられたモスク「ビーブ・マルドン」がキリスト教の「光のキリスト聖堂」に転用されたもの。 (wikipedia・トレドより)]
[ファサード・wikipedia-photo、横と後陣・wikipedia-photo、インテリア・wikipedia-photo、身廊のアーチと丸天井・wikipedia-photo、列柱と柱頭・wikipedia-photo、柱頭・wikipedia-photo、墓廟(クッバqubba)の天井・wikipedia-photo、碑銘装飾・wikipedia-photo、発掘調査で発見されたローマ時代の道路・wikipedia-photo]
サルバドル教会
[この教会はイスラム教のモスクの上に作られており、団体なら見学できます。イスラム教時代(ウマイヤ朝・661年 – 750年、後ウマイヤ朝・756年 – 1031年)の馬蹄形アーチを支えている柱は、ローマ時代と西ゴート時代の柱を再利用したものです。
聖堂内陣にキリストの生涯の浮き彫りがある西ゴートの四角柱がありますが、イスラム教の時代に、それらの浮彫の顔は削られてしまいました。小石でできた塔は鐘楼で、イスラム時代は祈りの時間を告げるモスクのミナレットでしたが、バロック様式の煉瓦が付け足されました。
外部は、西ゴートの浮き彫りがそのまま再利用されています。12世紀に、キリスト教に改宗し、エル・サルバドルの教区になりました。
15世紀の終わり、聖所には聖カタリナの礼拝堂が作られ、後期ゴシックの代表的作品になっています。この教会で皇帝カルロス5世(神聖ローマ皇帝・在位:1519年 – 1556年)の母で将来の女王、フアナ・デ・カスティージャが洗礼を受け、ピカレスク小説の主人公ラザリージョ・デ・トルメスの冒険が終わりました。 (「サルバドル教会 – Toledo」より)]
エル・サルバドル・モスク
[サント・トメ教会教区が所有するエル・サルバドル・モスクは2004年5月末から2005年4月にかけて、全面的な修復工事が行われました。
トレド文化遺産保護協会支援による修復工事は、エル・サルバドル教会後部のパティオに集中しました。この敷地内の考古学的調査を進める一方、アーチや壁の修復、装飾品(再利用されている前時代の遺品、柱頭、水汲み場、装飾品のかけら等)の復元、礼拝堂の仕切り壁など湿気でかびたり傷んだりした部分の修理、そして最後に、参観できるように総仕上げされました。 (「エル・サルバドル・モスク – Toledo」より)]
「Mezquita del Cristo de La Luz – Google Map 画像リンク」
カメラ南東方向がサルバドル教会です。
エル・サルバドル・モスクのカメラです。
カメラ南南西方向がサルバドル教会です。