サンタ・クララ・ラ・レアル修道院、サンタ・クララ広場

    サンタ・クララ・ラ・レアル修道院(英語:Convento de Santa Clara la Real, Toledo、スペイン語:Convento de Santa Clara la Real (Toledo))
    [トレドで最も古い修道院で、サンタ・クララ団は1369年、この修道院の建設にあたり、当時の市長から家を譲り受けました。ここに、ペドロ1世(在位:1350年 – 1366年、1367年 – 1369年)の異母兄弟で、この兄を処刑し王として即位した、カスティーリャの王エンリケ2世(在位:1369年 – 1379年)の娘たちが帰依しました。
    その結果、修道院は、道を隔てた彼らの家とサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院のコベルティソ(空中廊下)によって結ばれ、敷地はずいぶん広くなりました。この修道院は、彼らの邸宅に通じているナランホ(オレンジの木)とローレル(月桂樹)という名の2つの回廊の周囲で繋がれています。
    この教会は15世紀の建物で長方形の身廊が2つあり、天井は木造で、聖所は平たく、正面に煉瓦で薔薇型に縁取りされたステンドグラスがあります。ホルへ・マヌエル・テオトコプリが建設した一方の身廊聖堂内陣の台形の中央内陣障壁は、ルイス・トリスタンの作品(1623年)です。
    上段の聖歌隊席の祭壇の柱のスレートの石碑は、カスティーリャのエンリケ2世に関して書かれています。また、そこには漆喰細工、タイル、祭壇、異なる時代の絵が保存されています。広場の一隅に隠れている修道院の玄関は、14世紀のものです。  (「サンタ・クララ・ラ・レアル修道院 – Toledo」より)]

    サンタ・クララ広場
    [サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院とサンタ・クララ修道院の間に架かる渡り廊下の前にある広場で、そこには数本の柱の上に架かったポルティコのあるサンタ・クララ修道院が建っています。また、トレド風ルネサンスの典型的建築で、展望台を兼ねた塔を保存しているマルケス・デ・マルピカの古い館も建っていますが、それは現在、勧業省のオフィスになっています。  (「広場 – Toledo」より)]

    サンタ・クララ・ラ・レアル修道院平面図(「Convento de Santa Clara de Toledo」より)

    Convento de Santa Clara – Google Map 画像リンク

    カメラ位置はサンタ・クララ広場で、カメラ西北西方向がサンタ・クララ・ラ・レアル修道院の入り口(wikipedia-photo・平面図の矢印が二方向に描かれている場所。)です。また、カメラ北方向の建物がマルケス・デ・マルピカです。

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