サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院、サント・ドミンゴ・エル・レアル広場

    サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院(英語:Monastery of Santo Domingo el Real, Toledo、スペイン語:Monasterio de Santo Domingo el Real (Toledo))
    [現在の修道院は、1568年頃、「エル・モロ」と呼ばれたディエゴ・デ・ベラスコが建設を始めました。4本のトスカーナ風細柱に支えられたルネサンスポルチコ(柱廊)を通って、中に入ります。楕円形の天井は、この時トレドに初めて導入されたものです。身廊は平行2廊式で、素晴らしい内陣障壁を備えた様々な礼拝堂があります。例えば、17世紀初期のフアン・バウティスタ・モネグロの内陣障壁があるサン・フアン・バウティスタの礼拝堂や、教会設計者による内陣障壁があるシルバ家の礼拝堂などです。
    聖歌隊席の入口には、漆喰細工で縁取られた15世紀のムデハル式の窓が残されています。芸術作品に溢れた聖歌隊席は、14世紀の最初の修道教会が使っていました。15世紀初頭の建築に当たるのは、数々の芸術品で飾られたゴシック・ムデハル様式です。14世紀に創立された広い修道院は、今日では多目的に利用されており、保育園を運営するコメンダドラス騎士団や、古文書を管理やカタストロ(固定資産税)事務所など利用者も様々です。
    修道院への入口はこれら施設の一画にあり、教会からかなり離れています。施設の建物はゴシック様式とルネサンス様式の大きな2つの回廊の周囲に作られており、聖母騎士団(マドレス・コメンダドレス)と共有しています。カスティージャの王ペドロ1世(在位:1350年 – 1366年、1367年 – 1369年)の娘たちがここに帰依していた頃、修道院の敷地は周囲の建物付近まで拡張されたのですが、その時までメルセッド広場までまっすぐ通っていたブソネス通り(la calle de los Buzones)を敷き直す一大工事となりました。セマナ・サンタでは、聖木曜日に出る神輿行列は感動的です。
    この広場は、詩人のグスタボ・アドルフォ・ベケールと文学者ホセ・オルテガ・ムニージャに捧げられています。また、ルイス・ブニュエルの映画も撮影されました。  (「サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院 – Toledo」より)]

    サント・ドミンゴ・エル・レアル広場
    [この広場は、詩人グスタボ・アドルフォ・ベケールに捧げられ、映画監督ルイス・ブニュエルもここで何回か撮影を行いました。ここには16世 紀のサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院があり、入口は4本のほっそりした石柱が建つルネサンス様式のポルティコがあります。現在は、保存のために、鉄の門が付けられています。  (「広場 – Toledo」より)]

    サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院平面図(「Convento de Santo Domingo el Real de Toledo」より)]

    サント・ドミンゴ・レアル修道院 – Google Map 画像リンク

    カメラ位置はサント・ドミンゴ・エル・レアル広場で、カメラ北北東方向がサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院です。

    カメラ北方向がサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院です。

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