マーカーはアンティーコ・カフェ・トリネーゼです。
アンティーコ・カフェ・トリネーゼ
[トリエステはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州都として、また東側ヨーロッパと地中海側・中部ヨーロッパとを結ぶ地境ともなります。そのため、町の特色としては、それらの異なる文化が融合した文化を持ち合わせている特異性をもっているといえます。
貿易港都市として隆盛したトリエステ。その経緯には、近代に影響を非常に強く受けたオーストリアのハプスブルグ家による統治が深く関わっています。その時代、1719年以降100年以上に渡り、トリエステは自由港として港湾と貿易のハブ港として位置付けられたことが、街の繁栄に強く影響を及ぼしました。トリエステが現在「カフェの街 (La Città del Caffè/ラ・チッタ・デル・カフェ)」として健在しているのも、この時代の反映によるものです。
『カフェ・トリネーゼ(Caffè Torinese)』
創業は1915年。当時の客船の内装を手がけた職人に店内の装飾を手がけさせたこともあり、現在残る店内も、その当時’900初頭の豪華客船を思わせる木と銅が施された豪華な造りがみられます。 (「トリエステ | tuttofriuli トゥットフリウリ」より)]
[多くの文化人が愛した歴史的カフェの立ち並ぶカフェの街トリエステ。建築的にはオーストリア帝国の影響を受けたそのカフェは、当時のまま人々の憩いの場所として残っています。
アンティーコ・カフェ・トリネーゼ Antico Caffe` Torinese:1915年創業で、おしゃれな店内は家具職人による客船をイメージした作り。 (「トリエステ Trieste | イタリア政府観光局」より)]
カメラ北東方向がアンティーコ・カフェ・トリネーゼです。