マーカーはカフェ・サン・マルコです。
カフェ・サン・マルコ
[トリエステはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州都として、また東側ヨーロッパと地中海側・中部ヨーロッパとを結ぶ地境ともなります。そのため、町の特色としては、それらの異なる文化が融合した文化を持ち合わせている特異性をもっているといえます。
貿易港都市として隆盛したトリエステ。その経緯には、近代に影響を非常に強く受けたオーストリアのハプスブルグ家による統治が深く関わっています。その時代、1719年以降100年以上に渡り、トリエステは自由港として港湾と貿易のハブ港として位置付けられたことが、街の繁栄に強く影響を及ぼしました。トリエステが現在「カフェの街 (La Città del Caffè/ラ・チッタ・デル・カフェ)」として健在しているのも、この時代の反映によるものです。
『アンティーコ・カフェ・サンマルコ(Antico Caffè San Marco)』
1914年創業者はマルコ・ロヴリノヴィッチ(Marco Lovrinovich)により創業されました。創業後よりすぐに著名な文学者や学生たちの溜まり場となっていました。創業年には第一次世界大戦が始まりましたが、オーストリア軍兵士のイタリア軍隊入隊の偽パスポートの発行に手をかしていたことから、オーストリア軍により閉店を余儀なくされ、第二次世界大戦後にようやく再開することとなりました。現在の内装は2013年に改装されたものです。 (「トリエステ | tuttofriuli トゥットフリウリ」より)]
[多くの文化人が愛した歴史的カフェの立ち並ぶカフェの街トリエステ。建築的にはオーストリア帝国の影響を受けたそのカフェは、当時のまま人々の憩いの場所として残っています。
カフェ・サン・マルコ Caffe` San Marco:1914年創業。イタリア文学には欠かせない存在であるウンベルト・サバやスヴェーヴォも通った老舗。雰囲気はウィーンのカフェを思わせ、木製のバルコニー、壁の絵画、フレスコ画など、時空を超えることができます。 (「トリエステ Trieste | イタリア政府観光局」より)]
「Caffè San Marco – Google Maps 画像リンク」
カメラ北北東方向がカフェ・サン・マルコです。