マーカーはカッリオ教会です。
カッリオ教会(英語:Kallio Church、フィンランド語:Kallion kirkko)
[カッリオ教会は、1908~1912年ラールス・ソンクの設計により建てられた、フィンランド・ロマン主義からアール・ヌーヴォーへの変遷を象徴する教会です。1,100人を収容する室内には、1956年に描かれた祭壇画とともに、フィンランドで唯一、バロック様式とフランス・ロマン主義の2つのオルガンが置かれ、教会の7つの鐘は、ジャン・シベリウスによって作曲された旋律を奏でます。カッリオ教会の塔は市内の至る所から見ることが出来ます。 (「教会・カッリオ教会」より)]
[カッリオ教会は、ヘルシンキのカッリオ(Kallio)地区にある灰色の花崗岩の教会です。カッリオ教区の教会の1つであり、その主要な教会です(もう1つはアルピーラ教会(Alppilan kirkko)です)。建築家ラース・ソンク(Lars Sonck)によって設計されたこの建物は、国際的なアール・ヌーヴォー様式の影響を組み合わせたフィンランドのロマネスク建築を表しています。このスタイルの特徴は、フィンランドの伝統的な素材の使用、強力なデザイン言語、自然から求められるテーマと色です。
教会は1908年から1912年の間に建てられました。 教会の礎石は1908年7月13日に敷設され、ヘルマン・ローバーグ(Herman Råbergh)司教は1912年9月1日に教会を捧げました。首都のランドマークの1つである教会は、高さ65メートル、海抜94メートルです。 教会の座席数は1,100です。教会は丘の上にあり、コペルニクセンティエ(Kopernikuksentie) 、ユニオンカトゥ(Unioninkatu)、シルタサアレンカトゥ(Siltasaarenkatu)からなる2.5 kmの直線道路の北端を形成しています。
教会は2つの下側の翼を持つ長い教会です。教会の耐力壁は赤レンガで塗装され、フィンランドの花崗岩で装飾されています。インテリアはアール・ヌーボー様式の壁画で装飾されています。教会の祭壇画には、1956年からのハンネス・オーテリーン(Hannes Autereen)による「Come to Me(Tulkaa minun tyköni)」の木彫りが施されています。スポンジボブ・ティネル(Paavo Tynell)によって設計された大きな真鍮製の照明器具は、1932年に作られました。教会の室内装飾に使用されるバラ、ユリ、ヤシの枝、月桂樹の花輪、ビーズは、福音のメッセージを伝えるキリスト教のシンボルです。
教会の花崗岩の塔には、ドイツ制のブロンズの鐘が7つあります。毎日正午と午後4時に、その内4つの鐘がジャン・シベリウスが作曲した合唱メロディーを演奏します。3つの最も大きな鐘は礼拝に使用されます。
フィンランドの独立中、トルストニア運動(Tolstoilaisuus)は教会を基盤とし、そこで平和のアイデアを宣言しました。第二次世界大戦中、ヘルシンキ航空監視ポイントの1つが教会の塔にありました。教会の塔は、1970年代までの都市測量の基準点として機能しました。天気の良い日には、塔からエストニアを見ることができます。
南西からの教会・wikipedia-photo、インテリア・wikipedia-photo、地区の最上部にあるカリオ教会は周囲からはっきりと見えます・wikipedia-photo]
カッリオ教会平面図
「Kallion kirkko – Google Map 画像リンク」
カメラ北東方向がカッリオ教会です。
カメラ南東方向がカッリオ教会です。
カッリオ教会前室のストリートビューです。
カッリオ教会身廊のストリートビューです。
カッリオ教会祭壇前のストリートビューです。
カッリオ教会塔展望台のストリートビューです。