「Google Earth で街並散歩(北米・オセアニア編)」で取り上げた、鉄道駅についてまとめてみました。
下地図右のサードバーのマーカーポイント名をクリックすると、上地図がそのマーカーポイントにズームし、下地図にマーカーポイントの吹き出しが表示されます。吹き出しにはマーカーポイントの案内ページのリンクが設定されています。
アムトラック
[アムトラック(Amtrak)は、アメリカ合衆国で1971年に発足した、全米を結んでいる鉄道旅客輸送を運営する公共企業体。正式名称は全米鉄道旅客公社(アメリカ英語: National Railroad Passenger Corporation)で、連邦政府出資の株式会社という形態をとっている。アムトラックの名称は、America と Track(線路、軌道などの意)の二つの語から合成されたものである。
アメリカには、国有鉄道が存在した時代がなく、全土の鉄道ネットワークは私鉄の集合体であった。第二次世界大戦後、航空や自動車輸送の台頭により、アメリカの鉄道旅客輸送量は減少の一途をたどっていたが、その傾向は1960年代に加速し、この時期、多くの鉄道会社が旅客営業の廃止に踏み切った。残存するわずかな旅客列車についてもその存続が危ぶまれたことから、鉄道旅客輸送を維持するために、各地域の鉄道会社の旅客輸送部門を統合した全国一元的な組織として設立されたのがアムトラックのはじまりである。
ロサンゼルス近郊地域の通勤輸送を担うメトロリンクなど、都市圏の旅客列車の一部の運行委託も請け負っている。
経営状態は最近に至るまでも厳しいもので、連邦政府や運行地域の一部の州からの財政援助に頼ってきたのが現状である。
2001年9月のアメリカ同時多発テロ事件の後、アメリカ人の多くが民間航空機による移動を避けてアムトラックなどの航空機以外の移動手段を選択したため、一時的に業績は回復を見せたものの、2000年頃から脱線・転覆事故など重大事故を毎年のように起している。また、沿線の特に一部の無人駅舎には大量のごみと落書きが頻繁に見受けられ、その環境の悪さも旅客離れなどの原因の一つである。さらに、北東回廊以外の地区では各貨物鉄道会社の貨物列車、次いで高額な使用料を払う別会社の貨物列車が優先的に線路を使用していることになり、数時間から十数時間の遅れを出しながら走っているのが珍しくない。そのため、北東回廊以外でのアムトラックの利用率は低い。
2016年現在の運転路線図(連絡バス路線・長期運休区間を含まない)
北東回廊と周辺路線。アムトラックの保有区間は赤線で示す。
(wikipedia・アムトラックより)]
アムトラック・カリフォルニア
[アムトラック・カリフォルニア(英語: Amtrak California、報告記号: CDTX)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州が交通局 (Caltrans) 鉄道部を通じて財政的援助をしている州内のアムトラック2路線、パシフィック・サーフライナーとサン・ホアキンに対して付けられたブランド名である。また、外部企業に運行を委託している連絡バス (Amtrak Thruway Motorcoach) にもこのブランドが使われている。列車の運行とそれに伴う業務を行っているのはアムトラックであり、”アムトラック・カリフォルニア”という名前の組織あるいはそれに相当するような組織は存在しない。Caltrans鉄道部の所在地はサクラメント。
概略路線図
緑 : パシフィック・サーフライナー
青 : サン・ホアキン
赤 : キャピトル・コリドー
黒 : 他のアムトラックの路線 (wikipedia・アムトラック・カリフォルニアより)]
カナダの鉄道
[全国規模の旅客鉄道は国有企業であるVIA鉄道が運営している。モントリオール、トロント、バンクーバーの三大都市では近郊通勤列車も運営されている。これらの大都市および他の地方都市ではライトレール(軽量軌道交通)や地下鉄もある。
アメリカ合衆国 – 接続あり(ただし、アラスカ州とカナダとの間での接続は無い) (wikipedia・カナダの鉄道より)]
VIA鉄道
[VIA鉄道の本社は、ケベック州モントリオールにある。
現在、カナダの鉄道は貨物主体となっており、それらの各鉄道会社は旅客部門を分離し、国が出資するVIA鉄道へ旅客部門を統合した。この方式はアメリカ合衆国の「Amtrak(アムトラック)」と同様である。 (wikipedia・VIA鉄道より)
(「VIA鉄道日本公式ホームページ/列車で旅するカナダ – 列車のご案内」より)]
オーストラリアの鉄道
[旅客鉄道事業は、各州ごとに運営されている。旅客鉄道事業を代表する連邦の主な組織はレール・オーストラリア (Rail Australia) であるが、もっぱらグレートサザンレールウェイ、カントリーリンク、クイーンズランド鉄道の事業を促進する仕事をしている。
サーコ・アジア・パシフィック (Serco Group) 傘下のジャーニービヨンドレールが3つの旅客列車を運行している。
●インディアンパシフィック(シドニー – アデレード – パース)
●ザ・ガン(アデレード – アリススプリングス – ダーウィン)
●ジ・オーバーランド(メルボルン – アデレード)
ニューサウスウェールズ州政府が所有するカントリーリンクは、シドニーとブリスベン・キャンベラ・メルボルンの間に定期直行列車を運行している。
オーストラリアの旅客鉄道事業地図
(wikipedia・オーストラリアの鉄道より)]