マーカーはブラックヘッド・ギルドです。
ブラックヘッド・ギルド
[ブラックヘッド・ギルドは、まだギルドに入る資格がなかった若い独身商人たちが1399年に結成した組織で、街の防衛やお祭りの進行を担っていました。外国人の商人も加入することができ、ロシア帝国のピョートル大帝も名誉会員だったそうです。この建物は1517年からギルドの会館として使われていて、1531~32年に大掛かりな増築が行われ、1597年にはオランダ風のルネッサンス建築に改築されました。様々なレリーフで装飾されたファサード(正面の壁)が目を引きます。装飾の中心は、守護聖人の聖マリティウス(モーリシャス)像です。聖マリティウスはエチオピア生まれで、このギルドの名称「ブラックヘッド」は、その肌の色からつけられました。その周りに、当時エストニアを支配していたポーランド・リトアニア連合王家の紋章や、ハンザ同盟の各都市(ロンドン、ブルッヘ、ベルゲン、ノヴゴロドなど)の紋章が彫られています。 (「エストニア名所図会 – タリン – 旧市街 – 下町・ピック通り」より)]
[未婚の商人により結成されたブラックヘッド・ギルドは、中世のタリンで生活と政治の基本的な部分を請け負っていた。この会館の建物から、その様子を垣間見ることができる。こちらでは、ルネサンス調のホワイト会館、ゴシック調のOlav’s会館、そしてロマンティックな中庭や階段をのぞき見ることができる。現在は、コンサート会場としても知られている。 (「タリン・ギルド会館 – 旅旅ビレッジ資料室」より)」
「ブラックヘッド会館 – Google Map 画像リンク」
カメラ南東方向がブラックヘッド・ギルドです。