ウンジヒト・バー

マーカーはウンジヒト・バーです。

ウンジヒト・バー
[ダイアログ・イン・ザ・ダークの実践店]

[「unsichtーBar」というレストランバーがある。店名の由来は、「unsichtbar(見えない)」というドイツ単語。店名通り、この店内は完全な真っ暗闇。照明をぐ~んと落とした流行のインテリア、なんていう中途半端なものではない。ほのかなロウソクの灯りも、タバコの火も、携帯電話のディスプレイの明りさえも存在しない。自分の手を目の前でヒラヒラさせても全く見えないくらいの200%完璧な暗闇だ。この暗闇のレストランバーが話題を呼んでいる。
店に入ると、例外的に電灯に照らされたレセプションがあり、そこでまずメニューを選ぶ。メニューは、それぞれ野菜、魚、チキン、ラムなどをメインとしたコースのみで、見て、イヤ、食べてビックリのお任せコースというのもある。好みのコースを選んだら、サービス係の案内でいよいよ暗闇の客席へ。ところで、サービス係はどうして暗闇を迷わず歩いて行けるの?・・・それは、サービス係はみな視覚の不自由な人たちばかりだから。彼らは、闇に不慣れなゲストが安心して食事を楽しめるよう、常に客席のそばに待機していてくれるし、料理を運んで来た際には、お皿のどの辺りに何がのっているのかも丁寧に説明してくれ、トイレにだって案内してくれる(トイレはもちろん照明付き。ご安心を)。
この店、そもそも「暗闇」に関わる各種イベントを手がけていたドイツ人のルドルフ氏が、「視覚以外の感覚を研ぎ澄ます体験をしてもらいたい」と考案したもので、ケルンにオープンした第一号店の成功に続く、首都ベルリン出店というわけ。視覚不自由者の支援団体とも提携し、視覚不自由者を積極的に雇用し、その社会進出を促進する新型プロジェクトとしても各方面から注目を集めている。  (「見えないレストラン ー ベルリン – 特派員ブログ – 地球の歩き方」より)]

[大変ユニークな、内部が一筋の光も射さない真っ暗闇のレストラン。
嘘でも冗談でもなく、漆黒の空間がどこまでも広がっていて、どれだけ目を凝らしても、どれほど時間が経っても目が慣れることはなく、何一つ見えません。料理どころか周りの人間や店のスタッフ、自分が座っているテーブルや椅子、果ては自分自身すら見えない真の暗闇です。
そんな状態でどうやって食べるかというと、当然手探りでしかなく、テーブル上にセッティングされているカトラリーやグラスは総て注意深く手を這わせて確認。
そして料理が運ばれてきたら、まず手探りでお皿の位置をチェックし、視覚以外の感覚をフル活用して食べます。もちろん自分がどんな料理を食べているかなんてわからないし、完食したかすら不明。
ただ味から推測したところ、タイ風創作料理です。レストラン内部の撮影は禁止で、料理の写真がないのはそのため。
特殊なコンセプトのレストランなので、事前予約が必須でメニューもコース料理のみ。例えテーブル上にメニューが置いてあってもどうせ読めないですからね。
バー・スペースからレストラン内のテーブルまではスタッフが案内してくれます。実はレストランで働いているスタッフは全員目が不自由な人たちで、このウンジヒト・バーは健常者に目が見えないというのはどういうことかを知ってもらうことが目的。
面白くてユニークで楽しみながら、目が不自由な人たちへの理解も深まる、素敵なレストランです。  (「ベルリン「ウンジヒト・バー」 [ベルリン] All About」より)]

カメラ北東方向がウンジヒト・バーです。

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