ベルリン・ユダヤ博物館

マーカーはベルリン・ユダヤ博物館(旧館)です。

ベルリン・ユダヤ博物館

[Google アートプロジェクト] – 「ベルリン・ユダヤ博物館

[ベルリン最初のユダヤ博物館は1933年にオラニエンブルガー通りで設立されたが1938年にナチス・ドイツにより閉鎖された。戦後ユダヤ博物館の再開を求める声はあったが、1975年に「ユダヤ博物館のための協会」が結成されるまで具体化しなかった。1978年にベルリンの歴史博物館でユダヤ人の歴史展が開催されたのをきっかけに、ユダヤ人史部門が博物館内部に誕生し、ベルリンにユダヤ史博物館を新築するための議論も始まった。1989年、ベルリン市政府は、歴史博物館の分館として新ユダヤ博物館を建てるための建築設計競技(コンペ)の開催告知を行った。翌年のコンペで選出されたのはダニエル・リベスキンドの案であった。他の案が展示しやすく見やすいニュートラルな空間を目指したのとは対照的に、リベスキンド案はジグザグであちこちに切れ目の入った過激な建物であった。当時のリベスキンドは脱構築主義建築を論じたり建ちそうにない建築案のドローイングを書いたりなどの活動で知られ、建築家でありながら実際の設計の仕事がなかったが、この入選を機に世界各地で設計を手掛けるようになる。1991年7月、ベルリン市議会上院は、ドイツ再統一後の東西統一にかかる費用や将来のオリンピック誘致にかかる費用が巨額になるとしてユダヤ博物館建設案を取りやめる決議を行った。しかしリベスキンドは世界の報道機関や文化人らに危機を訴え、ベンヤミン・ネタニヤフをはじめとする各国のユダヤ系政治家らからの支持も得た。こうした圧力から1991年10月にベルリン市は上院決議を覆しユダヤ博物館建設を進める決定を行った。博物館の建設は1992年11月に開始され、1999年には建物が完成した。建物自体が多くの注目を集め、2001年9月9日の正式開館までに35万人が見学に訪れている。
「ベルリン・ユダヤ博物館」・wikipedia-photo、「ベルリン・ユダヤ博物館の空撮」・wikipedia-photo、新しいユダヤ博物館の建物と18世紀に建てられた旧歴史博物館の建物・wikipedia-photo、「旧館・コレギエンハウス」・wikipedia-photo、「建物のファサードの細部、不規則な窓」・wikipedia-photo、「博物館地下。交差するトンネル」・wikipedia-photo、「亡命の庭、斜めに傾いた柱」・wikipedia-photo、ホロコーストの塔の底・wikipedia-photo  (wikipedia・ベルリン・ユダヤ博物館より)]

[ユダヤ博物館内には、モダンなイスラエル料理のカフェ・レストラン、リーバーマンスが営業しています。地中海料理と中東伝統料理を加味したカジュアルに楽しめるメニューが人気。月曜18時からは一人24ユーロ(グラスワイン込み)の「オリエンタルビュッフェ」と現代ユダヤ音楽クレズマーのライブが楽しめます。  (「ベルリンのレストラン・カフェ」より)]

ベルリン・ユダヤ博物館 – Google Map 画像リンク

カメラ東南東方向がベルリン・ユダヤ博物館(旧館)で、右方向に新館があります。

カメラ東方向がベルリン・ユダヤ博物館(新館)です。カメラ方向右が「亡命の庭、斜めに傾いた柱」です。
[「亡命の軸」の地下通路は勾配がついており、進むと徐々に天井が頭上に近づいて圧迫感を増す。その先は建物の外へ出て「亡命の庭」に至る。ここは地下に向かって掘りこまれた庭であり、床は急角度で傾いている。傾いた床に対して垂直に7×7=49本の高さ6メートルのコンクリート柱が立ち並び、柱の上には土があり平和と希望の象徴であるオリーブとグミの木が茂っている。この見通しのきかない、傾いた不安定な庭は、見知らぬ新天地へと亡命したユダヤ人たちの不安定な心境を表す。柱の数の49はイスラエルの建国年1948年に1を加えた数で、48本の柱の上にはベルリンの土が、残る1本の柱の上にはエルサレムの土が入っており、両国のつながりを示す。また7はユダヤ教の聖なる数でもある。]

ヴォイド
[博物館の建物の真中には、何もない空虚な空間である「ヴォイド」がいくつも貫通している。これらはホロコーストによりできた空白を記憶するための空間で立ち入ることはできない。
地下から三階までの20メートルの天井高の「記憶のヴォイド」は立ち入り可能で観客は必ずこれを横切ることになる。ここにはイスラエルの彫刻家メナシェ・カディシュマンのインスタレーション、『Shalechet (Fallen leaves)』がある。これは10,000枚の丸い鉄板が床一面に敷き詰められたもので、厚さ3センチほどの鉄板には目・鼻・口に見えるような穴が開いている。これらの穴は非常に粗く開けられたもので、一枚として同じ形のものはない。これら人間の顔のような鉄板を踏まずにここを通ることはできず、踏むたびに大きな音がヴォイド内に響き渡る。]

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