マーカーはグラッシイ工芸美術館です。
[Google アートプロジェクト] – 「グラッシイ工芸美術館・グラッシィ楽器博物館」
グラッシイ工芸美術館(ドイツ語:Grassi Museum für Angewandte Kunst)
[グラッシィ博物館は楽器博物館・工芸美術館・文化人類学(民族学)博物館からなる複合施設で、建物自体が数少ないヴァイマル共和政時代のアール・デコ様式博物館建築としての希少価値を有します。そして工芸美術館では2,500年以上にわたる工芸文化史の軌跡を辿ることができます。第1展示室には「古代美術から歴史主義へ」をテーマに、ヨーロッパの各時代に創造されてきた彫刻・聖像・道具・装飾品などありとあらゆる工芸作品が並びます。中でも歴史的なマイセン磁器のコレクションやジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの版画ギャラリー、ローマ風壁紙に彩られたかつての城館の内装がそのまま移築された部屋は必見です。
第2展示室は「アジア美術 ― ヨーロッパへの衝動」というテーマの下、中国清代の屏風や日本の能面・刀の鍔・硯箱といったヨーロッパにおける貴重なコレクションが展示されています。それらの飾られたホール「角柱の間」(Pfeilerhalle)は、原色に彩られたアール・デコ様式の空間そのものが見どころでもあります。第3展示室は「アール・ヌーヴォーから現代へ」という内容で2012年に追加され、これによって常設展の衣替えが完了しました。ここでは重要な近代工芸コレクションが戦後60年を経て再び公開されています。
また毎年10月最後の週末に開催される工芸祭「グラッシィ・メッセ」(Grassimesse)も多くの来訪者を集めます。 (「観光案内~ライプツィヒ発見 美術 グラッシィ工芸美術館」より)]
グラッシィ楽器博物館(Grassi Museum für Musikinstrumente)
[ライプツィヒ大学附属楽器博物館は、ドイツ最大・ヨーロッパ第2の規模を誇る世界でも有数の音楽文化コレクションです。ここにはヨーロッパのものを中心とした16世紀から現代までの楽器約5,000点が収蔵されており、楽器の進化から音楽史を追ってゆく「完璧なる響きを求めて」という常設展が眼と耳を同時に楽しませてくれます。1929年にグラッシィ博物館の楽器部門となった当館の歴史は、1886年にオランダ人出版者パウル・デ・ヴィットが自ら演奏を聴かせるための古楽器館を開設したことに始まりました。現在では見学者自らがいくつかの楽器に自由に触れ、実際に演奏することができます。
所蔵品の中でも特に重要なものはドメニクス・ピサウレンシスが1542年に製作したクラヴィコード、そしてピアノを発明したバルトロメオ・クリストフォリが1726年に製作したピアノで、前者は現存世界最古にあたり、後者は世界で3台しか現存しないうちの原形のまま残された1台という大変貴重なものです。クリストフォリ製作が証明されている鍵盤楽器は世界に9台残るのみといわれ、そのうち5台が当館所有であることも特筆に価します。また巨匠ジルバーマンとその弟子ヒルデブラント製作のパイプオルガンは定期的にその音色が披露され、1929年製造の大掛かりなシアターオルガンも修復を終えて60年ぶりに館内ホールへと戻ってきました。その他、コレクションの中にはアジア・アフリカ・アメリカの珍しい楽器約300点も揃います。
博物館の中庭を進んだ奥には、かつて市の中央墓地であった旧ヨハニス墓地(Alter Johannisfriedhof)が広がります。古代遺跡のような雰囲気を持つ緑濃いその敷地には、ライプツィヒ出身の作曲家リヒャルト・ワーグナーの母ヨハンナ(1778~1848)と姉ロザリー(1803~1837)、彼の師事したトーマス教会音楽監督テオドール・ヴァインリヒ(1780~1842)などの墓標があり、見学することができます。 (「観光案内~ライプツィヒ発見 音楽 グラッシィ楽器博物館」より)]
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カメラ東南東方向がグラッシイ工芸美術館です。
グラッシイ工芸美術館中庭のカメラです。
グラッシイ工芸美術館のストリートビューです。