マーカーはヘーフェ・アム・ブリュールです。
ヘーフェ・アム・ブリュール(ドイツ語:Höfe am Brühl)
[2012年9月に開業したヘーフェ・アム・ブリュールは売場面積約4,4400平方メートル、約130件の小売店や飲食店から構成されるショッピングモールです。「ヘーフェ」とは「ホーフ」の複数形を意味する言葉で、「ヘーフェ・アム・ブリュール」は中心街北端のブリュール通り沿いに建つ複合型ホーフ商館であることからこの名が付けられました。
交通にも便利なライプツィヒ中央駅近くに誕生したこの一大空間では、地上2階・地下1階の店内に最新の注目ブランドの揃った様々な服飾品店、スポーツ用品店・家電量販店などの各種専門店、雑貨店やギフトショップ、その間にカフェやフードコート、マッサージ機の置かれた休憩スペース、地下には食料品店と、日本のショッピングモールと同じ感覚で思い切りお買い物を楽しむことができます。1つ1つのお店をじっくり覗いていたらあっという間に数時間が過ぎてしまうでしょう。内部にはライプツィヒの伝統であるパッサージュ街とホーフ商館の要素がふんだんに採り入れられ、街を歩く感覚でガラス屋根の下の吹き抜けの歩廊を巡りながら、天候を気にすることなく快適にショッピングをすることができます。
ブリュール通りは中世にヨーロッパ大陸の東西を繋いでいた通商街道「国王の道(Via Regia)」の後身という由緒ある場所であるほか、その西端にはかつて作曲家リヒャルト・ワーグナーの生家もありました(1886年解体)。東ドイツ時代にはその場所にアルミニウム製外壁に覆われた百貨店が建設され、その個性的な姿は親しみを込めて「ブレッヒビュフセ(Blechbüchse =ブリキの缶詰)」と呼ばれました。商都のシンボルのひとつであった文化財「ブリキの缶詰」はヘーフェ・アム・ブリュール建設によって装いを新たに復原され店舗の一部となり、他にも外壁にはワーグナーの生家跡を示すレリーフが掲げられ、生家の外観や戦前の家並み、この一画にあった東ドイツ時代の集合住宅の一部が網点調のガラス壁画として実物大に再現されているなど、ショッピングセンターの現代建築にはライプツィヒの多様な歴史が織り込まれています。
また、お買い物中の休憩に最適なカフェテラスの広がる「ブリキの缶詰」前の広場はリヒャルト・ワーグナー広場(Richard-Wagner-Platz)といい、ここには東ドイツ時代に制作された「綿毛の泉(Pusteblumen)」と通称される独特なフォルムの3基の噴水があります。「ブリキの缶詰」「綿毛の泉」ともライプツィヒの彫刻家ハリー・ミュラーのデザインによるもので、社会主義圏の特徴的な美的感覚を今に伝えています。 (「観光案内~ライプツィヒ発見 ショッピング/お食事 パッサージュ街/ホーフ商館」より)]
「Höfe am Brühl – Google Map 画像リンク」
カメラ北方向道路両サイドがヘーフェ・アム・ブリュールです。
カメラ位置はリヒャルト・ワーグナー広場(Richard-Wagner-Platz)で、カメラ東北東方向が復元後のブレッヒビュフセ(Blechbüchse =ブリキの缶詰)です。
ヘーフェ・アム・ブリュール、エスカレーターホールのカメラです。