マーカーは旧ドイツ帝国最高裁判所です。
旧ドイツ帝国最高裁判所(連邦行政裁判所)(ドイツ語:Bundesverwaltungsgericht (Deutschland))
[ライプツィヒ新市庁舎と旧ドイツ帝国最高裁判所(現・ドイツ連邦行政裁判所)は市街でも最大級の歴史的建造物で、両者は大通りの交差点を挟んでその威容を競い合うように建ち、ライプツィヒ繁栄の歴史を物語ります。
旧ドイツ帝国最高裁判所は、1871年に成立したドイツ帝国における最高司法機関としてライプツィヒに開設されました。1895年竣工のその建物は帝国の首都・ベルリンの国会議事堂と並行して建設されたため、両者には多くの共通点が見られます。ナチ党が政権を掌握した1933年、その議事堂が放火されるという事件が発生した際は、当裁判所はその作為的な公判の舞台ともなりました。激動の時代を経て、やがて全面的な修復を終えた2002年に建物はドイツ連邦行政裁判所(Bundesverwaltungsgericht)の庁舎として新たな生を受けます(行政裁判所=自治体などの行政の決定・方策等についての適法性を審議する機関)。現在ベルリンの国会議事堂がガラスのドームを冠した斬新な外観に改装されたのに対し、ライプツィヒの旧ドイツ帝国裁判所庁舎はその原形をよく留め、帝国時代の建築様式の威容を伝えています。開廷時などを除いて中央ロビーと大法廷(Große Sitzungssaal)、そして帝国裁博物館(Reichtsgerichtsmuseum)を見学することができます。 (「観光案内~ライプツィヒ発見 歴史 新市庁舎/旧ドイツ帝国最高裁判所」より)]
カメラ西南西方向が旧ドイツ帝国最高裁判所です。
ライプツィヒの連邦行政裁判所のコンバーチブルホール
連邦行政裁判所の会議室