マーカーは「右長命寺道」道標です。
「右長命寺道」道標
[八成橋交差点の北東角の駐車場の東側に八成(斎藤)水車跡(南田中一・22、Google Maps)があります。水車小屋が建っていたのは、千川北側の斎藤家の北西隅だったそうです。現・環八通り交差点付近の分水口から、現在、斎藤家一族の2軒の家(南田中一・21、Google Maps)が建っている地所の北側に回し堀を設けて水車を稼動させた後、トンネルで千川上水に戻されていました。千川沿いの練馬区内で確認されている4基の水車の中の1基で、水車の歯車、石臼などが斎藤家に保存されています。
八成橋から富士見台一丁目までの間は、千川南側も練馬区です。八成橋から約15m東のところが三兵橋のかかっていた地点で、交差する一方通行路が長命寺道です。ここの千川北側に「右長命寺道」道が建っています。現在は交差点の北東角(南田中T15)に西向きで建てられていますが、以前は小道の西側に東向き建っていました。下井草方面から北上して三兵橋を渡り東高野山長命寺(高野台三・10)に至る参詣の道が長命寺道と呼ばれるようになりました。 (「千川上水現況調査報告(平成16年3月発行)(PDF:7820KB) – 練馬区」より)]
[南田中一丁目15番の千川通りの角に立つ、江戸時代に造られた道標(どうひょう)です。「右長命寺道」と刻まれ、高野台の長命寺方面と江古田・落合方面との岐路を示しています。昭和15年頃の写真(画像リンク)を見ると、手前に千川上水が流れ、かつて架かっていた三兵橋(さんぺいばし)の傍らに、東を向いて立っていたのが分かります。現在、この道標どうひょうは道路の反対側に移されています。 (「千川通りの長命寺道標:練馬区公式ホームページ」より)]
カメラ北北東方向が「右長命寺道」道標です。