マーカーは麹町13丁目です。
麹町13丁目
[もともと麹町は1丁目から13丁目迄あり(今は6丁目迄)、11丁目から13丁目までは今の四谷駅から新宿方向に約150mの範囲にありました。13丁も町屋が続いたのは稀有なことでした。背後には武家屋敷、大通りには町屋があり、行き交う人々で賑いました。 (「麹町・商いの小話2 – 千代田区観光協会」より)]
[大横丁は麹町11丁目12丁目だった 四谷小前まで13丁目が続いた
外堀ができたのは1636年で、四谷見附門という城門が設けられた。現在のJR四ッ谷駅脇に見られる石垣は当時の名残。 このため、周辺の土地が代地として、麹町の11丁目から13丁目として四谷側(今の四谷1から3丁目)に移された。その後、麹町からの寺院の転入が増えたこと、見附門の設置により、寺院の周辺には門前町屋が軒を並べるようになった。 (「四谷まち歩き手帖3下巻 甲州街道 ㉗大横丁は麹町11丁目12丁目だった」より)]
麹町13丁目(玉川上水分水)図(「御堀」の右方向に「麹町十三丁目」が描かれています。スクロールしてご覧ください。「東京都立中央図書館 – 玉川上水絵図 」より。)
.jpg)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 御府内往還其外沿革図書. 十一之二」(3/3・絵図左端中央付近に麹町十三丁目が描かれています。その下四谷御門左側に上水見守番所が描かれています。)
「玉川上水の江戸市中における構造と機能に関する研究全文 – 公益財団法人とうきゅう環境財団」では麹町13丁目周辺について下記のように記述されています。
「玉川上水留. [19] 御本丸掛吹上掛玉川上水四谷御門内外樋枡御普請并四谷中箪笥町通樋筋御修復一件 天保十二丑年五月より十二月迄 分冊ノ一」(31,66/95・麹町13丁目周辺の玉川上水樋管が描かれています。)
「玉川上水留. [20] 御本丸掛吹上掛玉川上水四谷御門内外樋枡御普請并四谷中箪笥町通樋筋御修復一件 天保十二丑年五月より十二月迄 分冊ノ二」(60/100・麹町13丁目周辺の玉川上水樋管が描かれています。)
カメラ北北東方向が麹町13丁目で、この付近で玉川上水の分水があった。