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ゆしまの小林(おりがみ会館)
[1858年に初代・小林幸助・創業(現在地)
襖師、表具師の腕を磨いた初代・幸助は、上野寛永寺の仕事などを手掛けた。和紙全般の加工技術を修得すると、新しく「染め紙業」として東京本郷の新しい土地(お花畑の由来から、新花町という)に工場(約100坪の土地に3階建て)を設けた。今の湯島1丁目である。落語家の故・桂文楽_(8代目)師匠も17歳の頃、初代・幸助(大根畑の幸助)の使用人として「染め紙」職人として席を置いていた事は、彼の自叙伝『あべらかべっそん』(昭和32年・青蛙房刊)に記されている。
1885年に文部省(学用品課)より折紙制作の依頼。
森有礼(初代文部大臣・もりありのり)は、合理的教育制度として英米に留学した経験を活かして幼稚園の創始者フレーベル(ドイツ1782~1852)の教育要領(恩物の一つ折り紙)を参考に、畳紙(折り紙)を教育に採用。
1946年に文部省選定・標準色準拠24色折紙発売。 (「おりがみ会館ホームページ – 歴史・沿革」より)]
[紙を折って動物や植物、さらに様々な生活道具などの形を作る折り紙は日本伝統の遊びです。近年では折り紙の芸術的側面が再評価され、海外での人気が高まっています。そんな折り紙を通し国内外の親善交流と、広く社会に貢献していこうとオープンしたのが、この「おりがみ会館」です。運がよければ、館長で社長の小林一夫さんが売場でおりがみを折って見せてくれる光景に出会えます。その鮮やかな手さばきは芸術そのものです。
安政4年(1859)創業の染紙と江戸千代紙店のゆしまの小林が運営。おりがみをはじめとした和紙文化と気軽に親しめます。1階には工房で作られた色とりどりの作品が並んでいます。4階は手染め和紙の工房になっておりいつでも見学ができます。一つ一つが職人さんの手作業で進められています。伝統の職人の技を目の前で見ることができる貴重な機会になるはずです。3階は千代紙、手染め和紙、折り紙などのショップです。お土産にもピッタリです。名物館長の折り紙の実演が週2回ほど行われる。その鮮やかな手さばきは芸術の域です。 (「おりがみ会館/東京の観光公式サイトGO TOKYO」より)]
カメラ南南西方向がゆしまの小林(おりがみ会館)です。