鞍掛橋

マーカーはカメラ位置です。

鞍掛橋関連リンク – 「浜町川跡・浜町河岸(蠣浜橋跡)

鞍掛橋
[鞍掛橋は竜閑川(りゅうかんがわ)という掘割に掛けられた橋で、今は川が埋め立てられて交差点の名前だけが残っている。鞍掛橋交差点は江戸通り(国道6号線)とみどり通りの交差点で南西を小伝馬町から本石町へ、北東を馬喰町浅草橋へと延びている。昔は奥州街道のメインストリートで、旅人宿が多く、旅人の往来はなはだ賑やかな場所であった。そこでは地方商人が年に何度かやってきて、仕入れや江戸見物に滞在し、また宿には様々な問屋番頭手代が「宿屋廻り」にやって来て、そこに泊っている得意先の客と商談するのが習わしであった。また、「公事宿」という訴訟などのために宿泊する宿があり、宿には訴状を作成する司書のような役目の人も常駐し、公事人が役所へ出頭するときは宿の主人が付き添ったり、惣代と称する代理人が出頭することもあったという。
鞍掛橋交差点の北側に5m四方の植え込みがある。これが竜閑川入堀跡。竜閑川は日本橋川より千代田区中央区の区界に沿って北東に向かい、東神田付近から直角に折れ、浜町川を経て箱崎川隅田川へと抜ける人口の堀であった。明治の堀割の際に神田川への流路も掘割されている。  (「②鞍掛橋付近」より)]

鞍掛橋資料リンク
国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 日本橋北神田浜町絵図」[絵図中央の囚獄と右上の郡代屋敷のほぼ中間点の竹森イナリの右下が鞍掛橋です。]

カメラ位置は鞍掛橋跡で、カメラ北北西方向(小公園が蔵掛橋の名残り)、南東方向に竜閑川がながれ、南東方向の次の緑橋の間で浜町川となります。

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