マーカーは上之橋跡東側親柱です。
上之橋跡
[所在地 東京都江東区佐賀2-1
上之橋(かみのはし)は、江戸時代から仙台堀の佐賀町河岸通りに架る橋として、大きな役割を果たしてきた。中之橋、下之橋とともに、佐賀町を上佐賀、中佐賀、下佐賀に分ける橋であった。
本橋は、昭和5年(1930)震災復興事業により架設され、昭和59年(1984)、清澄排水機場建設に伴い撤去された。ここに橋名を刻んだ親柱4本を保存し、橋の歴史を永くとどめるものとする。 昭和61年(1986)11月 江東区 (「東京都江東区の歴史 上之橋跡」より)]
「東京都立中央図書館 – 隅田川両岸一覧図絵 上、 隅田川両岸一覧図絵 下」より。
永代橋東岸

上之橋資料リンク
「国立国会図書館デジタルコレクション – 永代橋ヨリ深川八幡州崎辺迄 : 天保一一(1840)年八月ノ形」[コマ番号3/4・絵図中央上方向、松平陸奥守(仙台藩蔵屋敷)左下に上之橋が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 深川絵図(嘉永五年・1852年)」(絵図中央左・仙台堀に上之橋が描かれています。)
「国際日本文化研究センター – (内題)東京府武蔵国日本橋区蛎殻町及深川区佐賀町西大工町近傍(五千分一東京図測量原図のうち)(明治17・1884年)」(地図中央隅田川左岸に佐賀町が描かれ、掘割に上之橋が描かれています。)
カメラ南方向、西方向に親柱が保存されています。この位置から南側永代橋の間に二つの掘割があり中之橋、下之橋が架かっていた。