深川東京モダン館(旧東京市営深川食堂)

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深川東京モダン館(旧東京市営深川食堂)
[深川東京モダン館は、平成21年(2009)10月10日に開館した江東区の観光と文化の拠点です。江東区は、富岡八幡宮深川不動尊で賑わう門前仲町深川江戸資料館東京都現代美術館などの文化芸術施設が集まる清澄白河亀戸天神香取神社などの神社仏閣が集まる亀戸、そして近年集合住宅やショッピングモールが建ち並ぶ豊洲など、さまざまな顔を持つ地域が集まっています。当館では、このような地域資源や江東区の情報を紹介しております。
また、昭和7年(1932)に東京市営の食堂として建築された当館は、平成20年に国登録有形文化財として指定されております。
このような歴史にちなんで、当館では江東区の近現代史や食文化に関連した展示や事業も行いますので、まちあるきの情報集めやまちあるき後の一休みにお立ち寄りください。
アクセス方法
東京メトロ東西線、都営地下鉄大江戸線
門前仲町駅
6番または3番出口から徒歩3分
※一般用駐車場がございませんので、車でのご来館はご遠慮ください。
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合、翌火曜日が休館となります)。
※なお、年末年始、展示替え等のための臨時休館があります
開館時間
10時00分-18時00分(金・土曜日は19時まで)  (「深川東京モダン館|江東区」より)]

[旧東京市深川食堂
江東区登録有形文化財 (建造物) 国登録文化財
門前仲町一-一九-一五
 東京市深川食堂は、東京市が社会事業施策として、大正九年(一九ニ〇)から順次設置した一六カ所の市設食堂 のひとつです。延床面積は一〇六坪。関東大震災の復興事業の一環として、昭和六年(一九三一)に着工、翌七年三月に竣工しました。市設食堂とは低所得者のために安くて栄養のある食事を提供する施設のことです。一一年に閉鎖されましたが、一三年に東京市深川栄養食配給所として活動を再開、東京大空襲で被災しましたが全焼をまぬがれ、戦後部分修復して、東京都の職業斡旋施設となり、三二年には授産機能、三六年には福祉機能が追加されました。五四年に江東区へ移管され、「江東区内職補導所」と改称し、数度の名称変更を経て、平成一八年に閉鎖されるまで利用されました。
 構造は二階建て鉄筋コンクリート、外壁はモルタル下地吹上仕上げ。大震災の教訓を活かし、当時の最先端技術である鉄筋コンクリートが採用されました。デザインの特徴は、明るく開放的な吹き抜け空間になっている階段室と、二階南側のスチール・サッシュ窓にあります。震災復興の近代建築物としての希少性が認められ、平成二〇年に国登録文化財に登録されました。
  平成二十一年九月  江東区教育委員会  (「旧東京市深川食堂 – Monumento(モニュメント)」より)]

美珍麗・探訪 | 旧 東京市深川食堂

カメラ東北東方向が深川東京モダン館(旧東京市営深川食堂)です。