猿江橋

マーカーはカメラ位置です。

猿江橋
[森下五丁目~猿江一丁目の横十間川に架かる猿江橋は江戸時代には、小名木川と横十間川の合流点に架設されていました。合流点西側に新高橋、南側に扇橋が逆コの字に架設され、北東角に猿江船番所があり、小名木川は江戸物流の重要河川でそれにともない合流点は船運交通の要衝で、小名木川沿いの道も往来がはげしかった。]

[江東区は水彩都市といわれるほど水辺が多いところです。東京湾沿いのベイエリアをはじめ、荒川や隅田川といった一級河川に挟まれています。そしてこの荒川と隅田川を結んでいるのが小名木川、さらに小名木川を横切るように開削された仙台掘川と横十間川といった運河が水彩都市・江東区内を縦横に巡っています。都営地下鉄新宿線の菊川駅と住吉駅のちょうど中間辺りに南北に流れる川が横十間川です。河畔の両側の桜並木は小名木川と交差するところまで延々と続いています。途中の猿江橋の上から眺める横十間川両岸の桜並木の光景はまさに江東区を代表する桜の名所といっても過言ではありません。  (「大江戸散策徒然噺」より)]

国立国会図書館デジタルコレクション – 永代橋ヨリ深川八幡州崎辺迄 : 天保一一年八月ノ形」(コマ番号2/4・絵図右上、小名木川上に猿江橋が描かれています。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 南本所大川ヨリ横川マデ堅川ヨリ小名木川ノ間 : 天保一一年八月ノ形

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 深川絵図」(絵図中央付近、小名木川と横十間川の合流点上に猿江橋が描かれています。)

カメラ位置は現在の猿江橋で、江戸時代にはカメラ南方向、小名木川合流手前にありました。

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