マーカーは猿江船改番所跡案内板です。
猿江船改番所跡
[猿江船改番所跡(さるえふなあらためばんしょあと) (猿江1-1付近)
猿江船改番所は、小名木川と大横川が交差する所の猿江側に、元禄から享保期(1688~1736)頃に設定されました。
小名木川は、江戸への物資輸送の重要な交通路であったため、とくに江戸の町を守る必要上、江戸時代の初め、萬年橋北岸に通船改めの番書が置かれました。その後、中川口へ移転し、中川船番所として利根川水系や房総方面と江戸の間を航行する川船を取り締まっていました。猿江船改番所は中川番所とは別に、川船行政を担当する川船改役の出先機関として設置されたものです。
幕府や諸藩の荷物を運搬し、江戸へ出入りする船には川船改役によって極印が打たれ、年貢・役銀が課せられていました。そのため新たに船を造ったり、売買によって持ち主が替わった場合などは届け出が義務づけられてました。猿江船改番所の仕事は船稼を統制することにあり、こうした年貢・役銀を徴収したり川船年貢手形や極印の検査を行っていました。
この他江戸市中では、浅草橋場(台東区)に同様の番所が設置されていました。
平成6年3月 江東教育委員会 (「猿江船改番所跡 – 東京都江東区の歴史 – SHINOBI.jp 」より)]
カメラ西北西方向に猿江船改番所跡案内板があります。
猿江船改番所跡案内板(Google Map 画像)