小名木川(高橋)

マーカーは小名木川(高橋)です。

小名木川(高橋)
[隅田川から小名木川に入ってすぐの橋が萬年橋,次が高橋です。物資の運搬のための川に架けられた橋ですから,船の運航の邪魔になっては困る。それで,どちらも太鼓の形をした橋のように高く架けられていました。高橋の名は実に明快,高い橋だったからこのような名がついたのです。  (「小名木川 | 江戸東京ぶらり旅 – 楽天ブログ」より)]

高橋船着場
[東京都は3月29日から31日(2008年記事)までの3日間、東京下町にある水辺の観光ルート形成の一環として、水上で下町の観光スポットを巡る「お江戸下町乗船モニター」を実施した。JR両国駅すぐそばの隅田川にある「両国船着場」を出発。50人乗りの大型船「オリエンタル号」で隅田川を下り、清洲橋の手前で小名木川に入り、高橋船着場へ。ここで小型ボートの「さくら」と「清流」に乗り換えて分乗し、小名木川を東へと向かう。途中、”日本のパナマ運河”なる扇橋閘門(おうぎばしこうもん)通過という一大イベントが待っている。さらに小名木川が荒川と合流する番所橋で、ふたたび大型船「あらかわ」に乗り換え、荒川を下って夢の島手前で埋立地の間を抜け、晴海埠頭で隅田川に入り越中島船着場に戻る。  (「東京ぶらり船巡り – 小名木川で”日本のパナマ運河”なる扇橋 …」より)]

[江東区内6箇所の乗船場を利用することが出来ます。
・区内6箇所の乗船場を一般開放し、防災活動等の船舶のほか、旅客船等の営業船舶の使用ができます。(原則有料)
・旅客船等の営業船舶が乗船場を使用する場合は、事前に船舶の登録を受ける必要があります。  (「乗船場使用 – 江東区」より)]

高橋資料リンク
国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 深川絵図」(図会中央・小名木川の左から二つ目の橋が高橋です。)

国立国会図書館デジタルコレクション – 南本所大川ヨリ横川マデ堅川ヨリ小名木川ノ間 : 天保一一年八月ノ形

南本所竪川辺之地図 / 村上吾雄 誌」・「bunko01_01855_p0003.jpg

カメラ位置は高橋でカメラ東北東方向北岸に高橋船着場があり、過去には江東区水上バスが運航されていました。(江東区水上バスは1998年に運行終了。2000年に海洋商船が引き継いで運行していましたが2003年に海洋商船が自己破産。それ以後運行されていません。「水上バス廃線跡 江東区水上バス「高橋乗船場」 | しあのゆるい 」より)

カメラ北方向が高橋船着場です。

葛飾北斎の「たかばしのふじ」
[「深川万年橋下」(画像リンク)と同じような構図で万年橋の上流400mほどの川の上から高橋(たかばし)とその向こうに萬年橋、そして大川(隅田川)越しにかなりデフォルメして富士山が描かれていますが、こちらの絵は「深川万年橋下」より20年ほど前、文化4(1807)年頃の作品だそうです。
橋の下を流れる小名木川は徳川家康が江戸に入ってすぐ小名木四郎兵衛に命じて掘削させた運河で、江戸時代から明治の初めまで関東・東北の各地から利根川・江戸川・中川を利用して船で運ばれてくる物資を江戸に持ち込む重要な水路でした。この絵にも俵を満載した舟が描かれています。  (「東京・深川 萬年橋 今昔 ③ | 大日魔人の閑潰誌」より)]

[江戸の浮世絵師葛飾北斎に「たかばしのふじ」という絵がある。小名木川に架かる「高橋」越しに見る富士山の風景である。
 「高橋」は、小名木川が隅田川に注ぐ河口近くにある。当時の橋の形は中央が高くなっているが、それは橋の下を通る「帆船が帆柱を完全に倒さなくても通過しやすくするため」(鈴木理生『江戸の橋』より)といわれている。  (「北斎のある風景 「たかばしのふじ」: 電脳日和下駄」より)]

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