マーカーは妙見社です。
妙見社
[墨田区の能勢妙見山別院は、能勢妙見山の唯一の東京別院です。能勢妙見山の東京別院は正式名称を「妙見山別院」といいます。能勢頼直の代に江戸の下町本所に下屋敷を賜ったため、安永3(1774)年屋敷内に堂宇を建立し妙見大菩薩のご分体をお祀りしたのが始まりです。妙見山別院は明治初年には上地となりましたが、同7年に能勢頼哲が現在の地を購い寺となりました。妙見尊像は関東大震災や第二次世界大戦の厄をまぬがれ、今も能勢妙見山の東京別院として賑わっています。妙見山別院は親子鷹でおなじみの勝小吉と勝海舟親子の熱烈な信仰を得ていたことで有名です。そのため、山内には勝ゆかりの品が多く所蔵されておりました。その多くは関東大震災と東京大空襲の二度の災禍で焼失してしまいましたが、勝の筆による掛け軸や写真などは今も現存しております。境内には勝海舟翁を偲んで、地元有志の建てた胸像もあります。 (「妙見山別院」より)]
妙見社資料リンク
「国立国会図書館デジタルコレクション – 北本所大川ヨリ横川辺右石原北割下水迄 : 天保一一(1840)年八月ノ形」(絵図四つ切右下・北割下水下方向に能勢帯刀と記述されています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 本所絵図(嘉永五年・1852年)」(絵図中央付近・本法寺の左方向に能勢熊之助・妙見社と描かれています。)
カメラ北西方向角が妙見社です。