マーカーは「明治天皇行幸所木戸旧邸」の碑です。
本郷丹後守下屋敷(木戸孝允別邸)
[もと旗本本郷丹後守の屋敷地。幕末・維新期の政治家木戸孝允が1869(明治2)年に別邸を構えた。「明治天皇行幸所木戸旧邸」の碑が残る。本郷氏が建てた1795(寛政7)年の鹿碑と1849(嘉永2)年の瘞賜猪碑は区指定文化財。 (「駒込・染井コース – 豊島区商店街連合会」より)]
[所在地 豊島区駒込1-10-15
「鹿碑」と「瘞賜豬碑」(旗本本郷丹後守下屋敷跡)
この地は、江戸時代後期以降旗本・御家人の屋敷地として使用されていた土地で、幕末に発刊された「江戸切絵図」には、旗本本郷丹後守の下屋敷であったことが明記されている。
ここに立つ2基の石碑は、寛政7年(1795)造立お「鹿碑」と、嘉永2年(1849)造立の「瘞賜豬碑」であり、ともに旗本本郷氏によるものである。
石碑には、将軍が行なった鹿狩に本郷氏が側近として同行し、その際将軍から獲物を可賜されたことなどが刻まれている。いずれも豊島区域内にかつて居住していた武家の歴史を示す貴重な文化遺産として豊島区指定有形文化財になっている。
明治時代になると、明治維新の三傑といわれた政治家木戸孝允(桂小五郎)がこの地を入手し別邸とした。その後、この地域は急激に都市化が進行したが、2基の石碑は、土地所有者のの文化財に対する理解のもと、現在まで大切に伝えられてきたのである。
平成10年(1998)11月27日 東京都豊島区教育委員会 (「「鹿碑」と「瘞賜豬碑」(旗本本郷丹後守下屋敷跡)|東京都豊島区 …」より)]
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 根岸谷中辺絵図」(絵図下中央に本郷丹後守下屋敷が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 駒込絵図」(絵図左上隅に本郷丹後守下屋敷が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 巣鴨絵図」(絵図右上隅に本郷丹後守下屋敷が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 御府内場末往還其外沿革圖書. [35]貮拾壹亨」(コマ番号4/7・中央上に本郷丹後守屋敷地が描かれています。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 平岡丹波守別業図」(本郷丹後守下屋敷庭園絵図 三冊)
「明治天皇行幸所木戸舊邸 – Google Map 画像リンク」「木戸孝允駒込別邸跡 – Google Map 画像リンク」
明治天皇行幸所木戸舊邸碑前のカメラです。