玉子焼き「扇屋」

マーカーは玉子焼き「扇屋」です。

玉子焼き「扇屋」
[江戸時代の王子は、王子稲荷参詣や滝浴みなどの観光地として大変賑わっていました。音無川付近には料亭が軒を連ねていたそうです。なかでも評判だったのが「海老屋」と「扇屋」で、江戸時代の料理屋番付などにも登場します。「海老屋」は扇屋の兄弟が出していた店ですが、今では扇屋だけが残っています。  (「14 – 東京都立図書館」より)]

[創業1648年(慶安元年)、徳川家光の時代から360年以上、15代(当主:武利)続いている名門のお店です。
落語の「王子の狐」の舞台も、この扇屋です。また明治天皇も休息のため過去に2度御来店されています。
残念ながら開店当初から続いていた料亭の「扇屋」のお店は閉鎖してしまいましたがネットカフェなどが入っている扇屋ビルは健在で、その1階入り口に一坪ぐらいの卵焼きコーナーを設け、現在ではお土産だけ販売しています。また、支店の高島屋・新宿、日本橋で同じ物が販売されています。
落語の「王子の狐」の舞台も、この扇屋です。また、当店名物「釜焼玉子」は料理屋のお土産の始まりとも言われています。 
江戸時代には文人墨客の筆や「江戸名所図絵」「江戸砂子」江戸土産、錦絵などに書かれるようになりました。
 「寝ぬ夜のすさび」と云う古書に料理屋の折り詰めは扇屋より始まれりと書かれてあり、扇屋名物玉子の釜焼き折り詰めに江戸時代のこと故、硫黄の付いた「つけ木」をさし添えて狐に化かされないまじないにしたと云うことです。  (「王子 扇屋 ( 食べ物 ) – 渚総合研究所公式ブログ – Yahoo!ブログ」より)]

王子扇屋、料理屋の小結の玉子焼き:アーバン・ヘリテージ …

扇屋 (おうぎや) – 王子/弁当 [食べログ]

『江戸買物独案内』画像データベース(早稲田大学)の江戸買物獨案内 上・下巻・飲食之部(飲食之部 / 内容画像15・下画右端)に扇屋が掲載されている。

江戸高名会亭尽(歌川広重) – 王子 扇屋「狂句合 扇屋へ馴染になつた三の午」(wikipedia-photo)

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 巣鴨絵図」(絵図左上に「扇屋」、「海老屋」が描かれています。)

江戸名所圖會. 卷之1-7 / 齋藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 畫圖」・「飛鳥橋貸食舗」(15-23)、「飛鳥橋貸食舗・其二」(15-24)
飛鳥橋貸食舗(拡大図)

[上の 飛鳥橋(あすかばし)の挿絵には、「飛鳥橋(あすかはし)のあたりは、貸食舗(りょうりや)の亭造(やつくり)壮麗(そうれい)にして後亭(ざしき)のまえには皎潔(こうけつ 清らかなこと)たる音無川(おとなしがわ)の下流(ながれ)をうけて生洲(いけす)をかまう。この地はるかに都下(とか)を離(はな)るるといえども常に王子(おうじ)の稲荷(いなり)へ詣(もう)ずる人ここに憩(いこ)い終日(ひねもす)流(ながれ)に臨(のぞ)むて宴(えん)を催(もよお)し沈酔(ちんすい)するも多し。夏日(かじつ)は殊更(ことさら)凛々(りんりん)たる河風(かわかぜ)に炎暑(えんしょ)を避(さけ)て帰路(きろ)におもむかんことを忘(わす)るるの輩(ともがら)も又少(すくな)からず」とあります。  (「歴史散歩 江戸名所図会 巻之五 第十五冊」より)]

飛鳥橋貸食舗・其二(拡大図)

絵本江戸土産 – 王子料理屋 河辺の宴席(拡大図)

絵本江戸土産 – 滝の川湯滝(拡大図)

扇屋 – Google Map 画像リンク

玉子焼き「扇屋」の卵焼きコーナー前のカメラです。

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