ぬめり坂の庚申塔と道標

マーカーはぬめり坂の庚申塔と道標です。

今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部  谷 謙二(人文地理学研究室)首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。
1896~1909年地図では「光明寺」右で「下郷」下二又が「ぬめり坂の庚申塔と道標」の設置個所で、二又の右側「郷」の字右あたりから、「根岸」まで下る坂がぬめり坂です。

[ぬめり坂の中途、三叉路に覆屋に護られた石仏が安置されています。
青面金剛像庚申塔
刻銘「旹延宝五丁巳稔十二月吉日(1677) / 武城南荏原郡六郷㽵鵜木村 / 施主敬白 / 奉建立庚申供養為二世安樂 / 庚申供養意趣侑惟尊形者法佛法余全躰□然□□然別一見黄末離意趣造立類者□□徳故信心甚□〜□年庚申尊二世碑□供養儀式起立若恭者一結男女現舊除災増福之悉當来逝密嚴華藏樂邦乃至三界有情六趣含識平等按無差利益□〜□同行十五人成就」
※『大田区の文化財』第5集 (大田区の民間信仰 庚申信仰編)を参考に修正を加えて文字起こしした。
道標(昭和年間造立)。久が原や五反田、大田山、嶺御嶽神社、洗足などを標示しています。  (「ぬめり坂の庚申塔(大田区南久が原2丁目・路傍)東京23区の」より。)]

ぬめり坂の庚申塔と道標 – Google Map 画像リンク

カメラ北方向がぬめり坂の庚申塔と道標で、カメラ方向右方向から下る道がぬめり坂です。

ぬめり坂の庚申塔と道標(Google Map 画像)