上立会橋跡

マーカーは上立会橋跡です。

上立会橋
[江戸の町から池上本門寺に向かう主要な道は、東海道を通り、南品川宿から大井村を通るいわゆる現在の池上通りに近い道でした。
この南品川宿から池上道に合流する道筋はいくつもあったと考えられますが主な道筋は3つあり、その1つは南馬場から今のゼームス坂通りに近い道筋から立会川に架かる上立会橋を利用する今の池上道に合流する道筋で、道幅は3間(5.4メートル)でした。
2つ目は青物横町から仙台坂、立会川の中立会橋を渡って大井三ッ又(大井三ツ又地蔵)で今の池上通りに合流する道、3つ目は青物横町から伊達家下屋敷付近を南に折れて、今の月見橋(旧下立合橋)を渡って西光寺光福寺の前を通って来迎院付近で池上通りに合流する道です。  (「江戸時代の道 第6回|品川区 – 品川区 Shinagawa City」より)]

国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」[江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図四つ切右下・「下蛇窪」右方向、池上道と稲毛道の交点、立会川に上立会橋が描かれています。]

国立国会図書館デジタルコレクション – 御府内場末往還其外沿革圖書. [6]拾六下」(コマ番号5/5・絵図四つ切左上、悪水川(立会川)下に上立会橋が描かれています。)

今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部  谷 謙二(人文地理学研究室)首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。

カメラ位置付近が上立会橋跡で、カメラ南方向左が池上道で、右が稲毛道(光学通り)です。カメラ東方向が先がゼームス坂方面で、立会川は北西方向(一方通行の標識)から、南東方向に流れていたようです。